強風が選手たちを苦しめた女子メジャー第3戦「KPMG全米女子プロ選手権」3日目。最終日も強い風が吹きそうで、タフなコンディションのなか、いかにスコアメークできるか、というメジャーらしい展開となりそうです。
画像: 3日目にスコアを伸ばし19位タイに入った岩井明愛(写真は26年「富士フイルム・スタジオアリス女子オープ」)撮影/大澤進二)

3日目にスコアを伸ばし19位タイに入った岩井明愛(写真は26年「富士フイルム・スタジオアリス女子オープ」)撮影/大澤進二)

そんな女子プロ世界一決定戦の勝利を決める要素がどこになるのか、今日スコアを伸ばした選手の共通点を調べてみました。以下に挙げるのは、現在トップ10かつ、第3ラウンドでスコアを3つ以上伸ばした選手のスタッツ。名前の後ろのカッコ内が第3ラウンドのスコアと順位です。

トップ10に入っている海外選手のスタッツ

ユ・ヘラン(4アンダー/1位)
FWキープ率:85.71428571%(12/14)
パーオン率:83.3%(15/18)
パット数:30打

ブルック・ヘンダーソン(3アンダー/2位)
FWキープ率:35.71428571%(5/14)
パーオン率:72.2%(13/18)
パット数:29打

ドゥイ・ウェーバー(4アンダー/4位T)
FWキープ率: 57.14285714%(8/14)
パーオン率:61.1(11/18)
パット数:26打

アリソン・リー(4アンダー/6位T)
FWキープ率:42.85714286%(6/14)
パーオン率:61.1%(11/18)
パット数:25打

オーストン・キム(3アンダー/8位T)
FWキープ率:50%(7/14)
パーオン率:83.3%(15/18)
パット数:30打

非の打ち所がないゴルフのユ・ヘランを除くと、3日目にスコアを伸ばした選手は「フェアウェイキープ率は低いが、パーオン率は高い」ということがわかります。いいスコア=パット数が少ないのは当然といえば当然なのですが、全員が30パット以下にまとめてもいます。

19位タイ以内の日本人選手

では、19位タイ以内につけている日本の4名の選手はどうだったのでしょうか。

山下美夢有(2アンダー/12位T)
FWキープ率:85.71428571%(12/14)
パーオン率:83.3%(15/18)
パット数:31打

古江彩佳(イーブン/12位T)
FWキープ率:71.42857143(10/14)
パーオン率:66.6(12/18)
パット数:29打

岩井明愛(1アンダー/19位T)
FWキープ率: 71.42857143%(10/14)
パーオン率:61.1%(11/18)
パット数:28打

畑岡奈紗(4オーバー/19位T)
FWキープ率:78.57142857%(11/14)
パーオン率:50%(9/18)
パット数:30打

スコアを落とした畑岡奈紗選手はパーオン率が低く、他の選手はしっかりとパーオンができており、上位かつスコアを伸ばした選手たちと遜色ない内容です。

スタッツ的には素晴らしい山下選手ですが、中継を担当するU-NEXTのインタビューに「3日間を通してパットが課題」と語っているように、あとはパットが決まれば爆発的なスコアも期待できる気配。そのパットも「徐々に決まってきてる」と手応えを口にしています。

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岩井明愛選手に関しては、「ショットは良かった」と手応えを口にしつつ、「バーディチャンスにつけられてるけど決めきれずっていうのが多かったので、ちょっと悔しいですね」と語っています。あとはパットが入るか、パーオンできなかったホールでしのぎ切れるかといった総合力が、結局は勝負を決めることになりそうです。

山下、古江選手の12位タイは首位と7打差。岩井、畑岡選手の19位タイは首位と8打差。いずれも大差ではありますが、強風の吹くメジャー最終日となれば、なにが起こるかは最後までわかりません。

メジャー3戦目の戦いの行方はどうなるのか。最終日も引き続き目が離せません。


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