ゴルフの上達を目指すゴルファーにとって役立つ情報を発信する「みんゴル・ゴルファー応援隊」。その隊長に就任したシングルプレーヤー・マツケンが上達のヒントになることを紹介。今回は「バンカーでの作法」がテーマです。
画像: 最近、バンカーでの作法を知らない人が多い!?(写真はイメージ)

最近、バンカーでの作法を知らない人が多い!?(写真はイメージ)

バンカーを子どもの“砂場”にしないために

最近ゴルフ場で感じること。それはやっぱりマナーの低下。決して多くは望みません。バンカーでプレーしたらバンカーをならす。グリーンにボールマークを付けたら修復する。隣のホールでプレーする時は一礼して。こう書いていても、もはや、やらない人の方が多数派? 私の感覚がおかしいの? そんなふうに感じることも多くて、そういうゴルファーを見てもなかなか面と向かって注意する勇気も鈍りがちな今日この頃。

でもやっぱりゴルフを楽しむならどうしても守るべき最低限のマナーは変わらないはずなんです。なので勇気を振り絞って筆を進めていきたいと思います。ゴルフを始めた時「ゴルフコースはみんなで使うもの。自分が来た時より綺麗にして帰れ」と教わりました。

たとえそこまでやらなくても、自分が作ったプレーの痕跡はきちんと修復しておく。これはトイレを使った後、きちんと水を流す。これくらい当たり前のことのはずです。

サッカーのワールドカップでは日本代表が使った後のロッカーはゴミ一つ落ちてなくて、まさしく、来る前より綺麗にしてある。観客席もサポーターがゴミ拾いして帰る。日本が誇る美徳はサッカーでは根付いているようですが、どうしてゴルファーは出来ないのでしょう?

「バンカーならし? そういうのゴルフ場の仕事でしょ?」。こう平然とおっしゃる方もおられますが、キャディ付きプレーならまだしも、セルフプレーではプレーヤーがやらないで誰がやるのでしょう? 最近は本当に荒らされっぱなしのバンカーを見ることが多くなりました。「子供が砂遊びでもしたの」と思う時さえあります。

もうひとつ、バンカーレーキの置いてある場所がおかしい。高いアゴの上にあったり、グリーン手前の花道にあったりします。どうしてバンカー周りでこれほど釈然としない気持ちにさせられるのか。あまりに悲しいので、改めてバンカーでの立ち居振舞いについて書いていきたいと思います。

まずバンカーをならさない、ならせないゴルファーというのは、バンカーに入れた時の所作、振る舞いが出来ていない、無駄な動きが多い。そう感じています。

自分のボールがバンカーに入ったら、ボールのライや状況を確認するとともに、以下の手順を踏みます。

①バンカーレーキを探す。

②そのボールの位置に対して一番近い入口はどこか? なおかつ低い位置はどこか? を探す。

③見つけたら、レーキを手にして、その場所からバンカーに入り、ショットを行う(使わないクラブをバンカー内に置いてもルール違反にはなりません)。

④ショットの後を綺麗にならし、来た時と同じルートを通り、レーキを引きずるようにして足跡を消しながら、バンカー外に出る。

⑤そしてバンカーレーキは低い場所、グリーン周りの花道などプレーのラインに掛からない場所に置く。

以上、こんな流れで動いて頂けたら完璧です。ポイントは、必ずバンカーレーキを持って、ボールの近くまで行くこと。これを習慣付ければ、自ずとバンカーでの行動に無駄がなくなります。無駄な動きが多い方は、ショットしてからレーキを探し、バンカー内を歩いてレーキを取りに行ったりして、無用な足跡をつけてしまいます。

これでは結果的にならしきれずに跡を残してしまいます。もれなく跡をならすためには、そもそもならす面積を最低限に抑えるのが基本。

心あるゴルファーなら当たり前に実行されていることかと思いますが、「バンカーならしなんてめんどくさい」「バンカーならしをしている余裕が無い」。そういう方は「バンカーレーキを持ってバンカーに入る」。まずは、これから。出来たらこれを習慣化する。その日プレーしているゴルファー全員が気持ちよくプレーするために。意識していただけたら幸いです。


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