7月1日(水)、「第110回日本アマチュアゴルフ選手権 Presented by カープレミア」の第2ラウンドが行われ、初日単独首位の亥飼陽(いがい・ひなた)が「67」をマークし、通算12アンダーで単独首位を堅守した。2打差の3位には、ノーボギーの「67」で回った藤井太己(ふじい・たいき)がつけ、さらに昨年の覇者・佐藤快斗(さとう・かいと)が「68」で通算6アンダーの6位タイへ浮上。2005年生まれの20歳、同世代のライバルたちが上位を賑わせる展開となった。
画像: 左から佐藤快斗、亥飼陽、藤井太己

左から佐藤快斗、亥飼陽、藤井太己

雨の重いラフにも動じず! 亥飼陽が首位キープ

画像: 亥飼陽(いがい・ひなた)

亥飼陽(いがい・ひなた)

亥飼は前半12番(420ヤード・パー4)からの4連続バーディなどでスコアを伸ばした。

後半は雨で重くなったラフに苦戦し連続ボギーを叩く場面もあったが、8番(390ヤード・パー4)、9番(625ヤード・パー5)の連続バーディで見事にバウンスバック。8番のパットは「入れる気はなかった(笑)」と振り返る余裕も見せた。「今日も昨日と同じ感じでいいゴルフができた」と手応えを口にし、明日も「1アンダー」を目標に自然体で挑む。

フライヤー計算が的中! 藤井太己がボギーフリーで3位

画像: 藤井太己(ふじい・たいき)

藤井太己(ふじい・たいき)

初日「67」の5位タイから出た藤井は、2日目も5つのバーディを奪いノーボギーで完走し、順位を3位に上げた。

平均飛距離は310ヤードというアドバンテージとなるドライバーについては不調だったものの「ラフからのフライヤー計算が合っていて縦距離がブレていない」と好調の理由を分析し、「行き当たりばったりのゴルフをして、悪かったら悪いで受け止めて頑張る」と独特のスタンスで逆転を狙うと宣言した。

前年覇者の意地! 佐藤快斗が劇的イーグルから大躍進

画像: 佐藤快斗(さとう・かいと)

佐藤快斗(さとう・かいと)

そして、今日のハイライトは、同組の首位・亥飼と同組で回っていたディフェンディングチャンピオン・佐藤の意地の一打だ。

出だしの10番(430ヤード・パー4)をボギーとするも、続く11番(455ヤード・パー4)で魅せた。残り120ヤードの第2打を54度のウェッジで放つと、ボールはそのままカップイン。起死回生の劇的イーグルを奪取した。これで勢いに乗ると、前半だけでさらに3つのバーディを量産。後半も1番でバーディを奪った後は粘り強くパーを並べ、「68」の好スコアで首位と6打差の6位タイへジャンプアップを果たした。

ラウンド後は「前半はラッキーもあり、後半は耐えた」と起伏のある一日を回顧。雨や荒れたグリーンに翻弄される場面もあったが「天気のせいにして、気にせずに明日はやっていく。一つでもいいスコアで上がりたい」と、連覇への執念を燃やした。

【注目の2005年生まれの3名のプロフィール】

  • 亥飼 陽(いがい・ひなた)2005年12月23日生まれの20歳。日本体育大学在学中。茨城県出身。平均飛距離290ヤードのドライバーが武器。2024年の「第77回 日本学生ゴルフ選手権競技」で6位タイの実績を持つ。
  • 藤井 太己(ふじい・たいき)2005年7月16日生まれの20歳。佐賀県出身。平均飛距離は310ヤード。
  • 佐藤 快斗(さとう・かいと)2005年10月25日生まれの20歳。埼玉県出身。昨年の同大会制覇者。平均飛距離は295ヤード。

写真/JGA提供


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