先週のKPMG全米女子プロ選手権を終え、2026年の米女子ツアーは全33試合のうち17試合を消化。残りは16試合となり、気がつけば折り返し地点を過ぎました。
画像: ルーキーでポイントランキング50位の原英莉花(25年撮影/岡沢裕行)

ルーキーでポイントランキング50位の原英莉花(25年撮影/岡沢裕行)

米女子ツアーにはポイントランキングに応じていくつかの重要な権利が与えられます。最終戦出場圏内である60位以内、来季のフルシード権(カテゴリ1)に直結する80位以内、来季ツアー出場権をつなぐ81~100位以内の“準シード(カテゴリ11)”です。

では、各ボーダーラインにおける日本人選手15名の立ち位置はどうなっているのでしょうか。まとめてみました。

シーズン最終戦であるCMEグループ・ツアー選手権への出場資格は、最終戦直前の大会終了時点でポイントランキング60位以内の選手に与えられます。そして、シーズン終了時に80位以内にランクインした選手は、翌シーズンのシード権にあたるカテゴリ1の出場資格を獲得します。現在、両方の条件を満たす日本人選手は8名。その名前を見ていきましょう(61位から80位の間に日本人選手は位置していないため、60位以内と80位以内の該当者は同数となっています)。

●5位 山下美夢有(1446ポイント ※ポイントの小数点以下は切り捨て、以下同)
●13位 岩井千怜(851ポイント)
●19位 勝みなみ(720ポイント)
●27位 岩井明愛(600ポイント)
●32位 畑岡奈紗(539ポイント)
●40位 竹田麗央(474ポイント)
●44位 古江彩佳(401ポイント)
●50位 原英莉花(364ポイント)

以上の8名です。山下美夢有選手は6月に開催されたマイヤーLPGAクラシックで今季の日本勢唯一の勝利を挙げており、現時点で日本人最上位。ツアーでも5位にランクインしており、世界のトップ・オブ・トップの位置を占めています。ツアールーキーの原英莉花選手も50位とシード獲得、最終戦出場に向けて視界は良好です。

続いて、翌シーズンのプライオリティリストにおけるカテゴリ11の資格を獲得でき、限定的ながら出場資格が得られるポイントランキング81位から100位には誰がいるのでしょうか。現在、このカテゴリには3名の日本勢がランクインしています。

●83位 吉田優利(196ポイント)
●84位 西郷真央(192ポイント)
●91位 渋野日向子(158ポイント)

昨年はこのカテゴリにギリギリ入れなかった渋野選手ですが今季は現在この順位。さらに上のカテゴリを狙っていきたいところです。

最後に、日本でいうところの「シード圏内」に入っていない日本人選手は4名です。

●103位 西村優菜(121ポイント)
●109位 馬場咲希(105ポイント)
●139位 笹生優花(46ポイント)
●162位 櫻井心那(23ポイント)

先週のKPMG全米女子プロで予選を通過し、そのプレッシャーと安堵からラウンド後に大粒の涙を流した馬場選手は現在109位。まだまだシーズンは約半分残っていますから、ここからどんどん順位を上げたいところです。

来週開幕のメジャー「アムンディ・エビアン選手権」から本格的に後半戦へと突入していく米女子ツアー。メジャー大会は通常の試合よりも多くのポイントが配分されるため、ランキングが大きく変動します。

シーズン終了後、各選手の順位は一体どうなっているのか。“答え合わせ”はまだまだ先です。


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