3日間54ホールの短縮競技で開催されている「資生堂・JAL レディスオープン」(戸塚CC東コース/6487ヤード・パー72)。2日目が開催され、初日に続き伸ばし合いの展開となった。そんななかで永井花奈が「65」で回り首位タイに立った。

アイアンの調子が今シーズンで一番いい

ここまでトップ10入りが5回、メルセデスランキングは7位と安定した成績を過ごしている永井花奈。開幕戦の「ダイキンオーキッドレディス」、そして「宮里藍 サントリーレディスオープンゴルフトーナメント」では惜しくも優勝に手が届かなかった。しかし、今シーズン3度目のチャンスが巡ってきた。

初日は4バーディ、1ボギーの「69」で25位タイ。首位と4打差からのポジションで2日目がスタートし、前半から圧巻のゴルフを披露した。

出だしの10番をパーとすると、11番から15番まで5連続バーディ。さらに17、18番でも連続バーディを奪った。7バーディ、ノーボギーの「29」でハーフターン。しかし、1番と3番でボギーを叩いてしまう。両ホール共にバンカーに捕まってしまった。

「1番は(連日の雨の影響による)グリーンの重さを、まだちゃんと理解できていなかったかなと。もうちょっと突っ込まないと行けないところを行けなくて。

3番もユーティリティでミスをして入れてしまったんですが、入れてはいけないバンカーではなかったので。(1番と同じように)突っ込みきれなかったところがもったいなかったなと。状況判断のミスだと思います」と冷静に振り返った。

続く4、5、6番をパーでしのいだ後に、7番(パー5、520Y)でイーグルを奪取。
この場面は「102Yをピッチングで打ちました。打ち上げだったので、(入った瞬間は)見えなかったですが、自分の手応え的に完璧なショットでした」と振り返った。

後半は1イーグル、2ボギーの「36」。トータルで「65」のビッグスコアを叩き出し、首位タイでフィニッシュ。

9年ぶりの優勝がかかる永井花奈(撮影/岡沢裕行)

1日を通して「スコア的にはナイスプレーかなと思うんですが、内容的にはちょっと悔しいところもあるなという感じです。前半の流れから行ったら、ちょっともったいないかなという気もします。後半のボギーはすごいもったいなかったですし、もうちょっとバーディチャンスにつけられたところもあったのかなと。バーディパットもそんなに長くないのも外したところもあったので悔しかったです」と振り返った。

9年ぶりの優勝に手がかかっている中で好材料がある。
「アイアンショットが今シーズンで一番調子がいいので、自信を持っていけたらいいかなと思います」

2週間後に開催される「アムンディ エビアン選手権」への出場が決まっている永井。自身初の海外メジャーの前に、弾みをつけたいところだ。(文/井上尚)


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