右腰を低くする=トップで股関節を適度に曲げたままにする
みなさんこんにちは。ゴルフバカイラストレーターの野村タケオです。ドライバーはやっぱり飛距離を出したいクラブですから、なるべく強い球を打ちたいわけです。しかし少し外からクラブが入る僕はこれがなかなか難しい。月刊ゴルフダイジェスト8月号の連載「読者記者がゆく。」で、スライスは出なくなってきたけど飛距離が出ないという悩みの相談がありました。そのお悩みに対する回答がなかなか良さそうだったので試してみることにしました。

月刊ゴルフダイジェスト2026年8月号で特集されていた「強い球を打つコツ」を実践!
この記事でお悩みを相談している方は、スライスだった球が真っすぐにはなってきたけれども飛距離がイマイチ出ないということでした。スライスはしなくなったけど球が弱いということらしいんですよね。
で、指導をしてくれている井上靖プロによると、テークバックで右腰を低くしたまま回る意識を持つといいそうです。右腰が高くなってしまうとカット軌道になってしまうので強く振れないそうなんです。そう言われてみれば、僕もテークバックからトップにかけて少し右腰が伸びているというか、高くなっているようです。これがカット軌道の原因だったとは。

テークバックで右腰が高くなるとカット軌道になりやすい
右腰を低くするというのは、トップで股関節を適度に曲げたままにするということ。そうすると切り返しで下半身がスムーズに回転をスタートできるので、腕とクラブがインサイドから遅れて下りてくる形が作りやすいそうです。自然とインから強く打てるということなんですね。

テークバックで右腰を低くすると腕とクラブがインサイドから下りてきやすくなる
右腰を低くする感覚をつかむ3つのドリル
右腰を下げるドリルとしては、まず右股関節にボールペンを挟むというもの。股関節から上体を前傾させた時に、ズボンにできるシワの部分にボールペンを挟み、それをトップまで落とさないように回るというものです。

右股関節にできるズボンのシワにボールペンを挟み、それをトップまで落とさないように回る
やってみましたが、右腰が上がってしまうと挟んでいるボールペンが落ちてしまいますね。落ちないようにするには股関節が伸びないように、腰を低く回すことが必要です。これができるとしっかりと右股関節にパワーが溜まっているような感覚がありますね。
次にひざ立ちで体を右に回すドリルです。ひざ立ちになり右にある壁に両手でタッチできると腰が低く回っている証拠です。
これもやってみましたが、これはとても分かりやすいですね。右腰が上がってしまっては壁に両手をつくことができないし、そもそも右腰を高く回すという動き自体がかなり違和感があります。この動きだと自然に右腰が低く回る動きが体感できます。

(左)左腰が低く回ると体の右にある壁に両手でタッチできる(右)右腰が上がってしまうと壁に両手をつくことができない
最後のドリルは右足を前に出して体を右に回すというもの。この形だと右股関節を曲げてバランスをとる形になるので、自然と右腰を下げて回すという形になる。もしバランスが崩れてしまうようであれば股関節を使えていないという証拠。

右足を前に出して、体を右に回すと自然に右腰を下げて回す形になる
やってみましたが、このドリルが股関節を曲げて回転するという感覚が一番分かりやすいですね。何度もこの動きを繰り返せば、腰を低く回して股関節にしっかり乗るという感覚が覚えられると思います。股関節のストレッチにもなりそうな気がするし。
ドリルを一通りやってみてから、実際にこの動きを意識してボールを打ってみました。右腰を下げたまま回るということを意識するので、上体や腕ではなく、下半身を意識できる感じがします。そして右腰が伸び上がらないことで、右側に腕の下りるスペースができるので、インからクラブが下りやすくなりますね。おかげで少し球がつかまりやすくなり、強い当たりになるような感じがします。しっかり股関節に乗れるようになり、パワーが溜まる感覚もあるので、これはなかなか良さそうです。
最後に、プロによると右腰の動きを止めすぎると右ひざに負担がかかるので注意が必要とのことでした。自分のスウィング、股関節の可動域にあった右腰の高さ、回転量をドリルを通して見つけることが重要だそうです。みなさんもぜひ一度ドリルを試してみて、自分に合った低く腰を回すスウィングを試してみてください。


