AIに読み込ませた記事や論文は使うAIによって回答や意見に違いが出てくる。ことゴルフに対する質問でもAIの回答はかなり違っているようだ。
画像: 「ベストゴルフクラブはどこか?」、AIで検索するゴルファーが増えている(写真はイメージ)

「ベストゴルフクラブはどこか?」、AIで検索するゴルファーが増えている(写真はイメージ)

日本ではゴルフ場を調べるとき、GoogleやYahoo!で調べる人が多いはず。しかしイギリスのゴルフビジネス誌によると、いま世界中のゴルファーの多くがAIを利用するようになり始めてきたという 。

そこで、イギリスのAIの能力を比較する会社(AIスコア社)が、チャットGPTとパープレキシティのAIを比較した結果を報じた。

これは、ある地域の「ベストゴルフクラブはどこか?」といった質問に対するAIの回答を比較したもの。例えば、イギリスの高級ゴルフリゾートのひとつであるセントメリオンエステートには、ジャック・ニクラス設計のザ・ニクラスコースがあり、そこは欧州ツアーの試合にも利用されたこともあるゴルファーの間では高い人気を誇るコースだ。しかしパープレキシティでは全く無視され、チャットGPTではこの地域の4番目のベストコースとして紹介されている。また、同じ質問を別エリアで行っても似た現象が出たという 。

つまり、どのAIを使うかによって回答内容は大きく異なり、同じゴルフ場が一方のAIでは強く表示されるのに、もう一方では全く表示されなくなることがわかったのだ 。

「多くのゴルフ場運営側は、Google検索と同じように、自分たちのコースの価値通りにAIも扱っていると思っていたが実はそうではなかった。今回の調査で、ゴルフ場の評価は使うAIによって全く異なっている」とAIスコア社を創業したデビッド・ムリンズ氏は語っている。

ゴルファーのAI利用は今後急速に増えていくものと思われるが、質問する内容によっては、回答にバイアスがかかっていることを知っておくべきだろう 。

※週刊ゴルフダイジェスト2026年7月21日号「バック9」より


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