6月が過ぎてから全国的にクマ(ヒグマ、ツキノワグマ)出没・目撃情報は引きも切らない。ゴルフ場やその周辺では……。
画像: 都市部のゴルフ場でもクマの目撃情報が増えている

都市部のゴルフ場でもクマの目撃情報が増えている

先頃、栃木県宇都宮市中心部にツキノワグマが出没してメディアを賑わした。最終的に麻酔銃で捕獲されたが、市街地での出没ということもあり、市の方針で殺処分。大きな被害は出ずに騒動は収まった。

さて、ゴルフ場周辺での出没・目撃情報、まずは北海道北広島市の札幌リージェントGC。通行人の男性から110番通報があり警察官も目撃。場所は北広島市自然の森キャンプ場周辺、同GCはここから1km離れているという。

「市役所とも連携を取って情報を集約したところ、体長1メートル以内の子ヒグマで親からはぐれたんじゃないかと……。定住しているなら問題ですけど。警察とも連絡を取り合い、今は静観しているところです」(同GC支配人・堀内慎二氏)。

秋田市にあるグリーンヒルゴルフ練習場。ツキノワグマが場内で目撃されている。

「昨年も出ています。ウチは300ヤードほどある打ちっ放しですが、250ヤードほどのところを歩いていたそうです」(同練習場)。

富山県小矢部市にある千羽平GCでは、コース内でクマのものと見られる足跡が発見され、利用客やスタッフへの注意喚起が行われた。

神戸市初のクマ出没は6月11日のこと。神戸市北区道場町の山林に、有害鳥獣捕獲用として設置されていたセンサーカメラにツキノワグマの成獣とみられる姿が映っていた。この山林の近くにあるのは武庫ノ台GC。クマ出没の報告を受け、安全第一を考えてナイトゴルフの営業を一時中止していたが、現在は再開。

福島市黒岩字学壇地内のゴルフ場ではツキノワグマ1頭(体長約1メートル)の目撃が報告されている。

このゴルフ場では考えられる対策は全部取っているとのこと。福島市単独でも6月中旬の2週間で22件の出没・痕跡情報が寄せられていて増加傾向にある 。

全国のクマ出没データを集計する「クママップ」によると、令和8年春の出没情報は九州や千葉県など11県を除くエリアで15万件超に達し、今年も記録的なペースで出没が続いている。

ゴルフ場のみならずゴルファーには細心の注意を払っていただきたい 。

※週刊ゴルフダイジェスト2026年7月21日号「バック9」より


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