2026年7月9日(木)、栃木県セブンハンドレッドクラブ(6945ヤード・パー71)でACNツアー「住地ゴルフチャレンジトーナメント 2026」の第2ラウンドが行われた。首位と2打差の3位タイからスタートした和田章太郎(わだ・しょうたろう)が自己ベストとなる10アンダー(「61」は2度目)の猛チャージを見せ、通算18アンダーで単独首位に浮上。3打差の2位タイには日髙将史(ひだか・まさし)と山下勝将(やました・まさゆき)が続き、熾烈な優勝争いとなっている。

圧巻の「61」! 苦労人・和田章太郎が首位奪取

画像: 和田章太郎

和田章太郎

ここ数年はQTで早期敗退が続いていた和田章太郎。そこで昨年はプレーの場を求め、日本人選手として初めてKPGA(韓国プロゴルフ協会)ツアーに年間を通して参戦した。この異国での経験を糧に、同年の国内QTでは6年ぶりにファイナル進出を果たした。そんな苦労人である彼が、ビッグスコア「61」を叩き出した。

3位タイからスタートした和田は、前半2番(398ヤード・パー4)、3番(498ヤード・パー5)の連続バーディで勢いに乗ると、6番、7番、9番でもスコアを伸ばした。後半も11番、12番で連続バーディを奪ったが、なんといっても15番(345ヤード・パー4)からの4連続バーディが圧巻だった。終わってみれば、自己ベストとなる10アンダー、そして通算18アンダーに到達し単独トップに躍り出た。

しかし本人は「ショットが全然よくなくて、パターでスコアを作った感じです」と冷静に振り返る。

現在、韓国ツアーで5週連続予選落ちと苦しんでいたが、先週の2日目の後半からパターのフィーリングが向上し、それが今大会のビッグスコアにつながったと分析。最終18番(513ヤード・パー5)では「ちらっとリーダーボードを見たときに17アンダーだったので、(上から2メートルのパットを)決められたらベストだ。そう思ったらちょっと緊張した」と明かしつつ、見事に沈めてみせた。

最終日に向けては「限られた試合のなかで、裏シードを決めたい。ショットをうまく調整できたら優勝争いに絡めると思う」と力強く闘志を燃やした。

40歳のベテラン・日髙将史と期待の若手・山下勝将が3打差で追う

画像: 【左】日髙将史【右】山下勝将

【左】日髙将史【右】山下勝将

2位タイに浮上したのは、8季ぶりのシード奪回を目指す40歳の日髙将史と、山下美夢有の弟で2024年JPGAの認定プロテスト(トーナメントプレーヤー)をトップ通過したプロ3年目の若手・山下勝将だ。

10番から出た日髙は、前半15番、16番の連続バーディを含む4バーディ・ノーボギーで折り返すと、後半も4バーディ・1ボギーと安定したプレーを見せ、通算15アンダーとした。

「ショットがついて(調子良く)、パー5がちゃんと取れている」と手応えを語り、「よい位置で回れるというのは楽しい部分もあるので、楽しみながら集中してできたら」と意気込みを見せた。

一方の山下も怒涛のバーディラッシュを披露。前半3番からの2連続、7番からの3連続バーディなどでスコアを伸ばし、ノーボギーの「63」をマークした。

「ショットがいいのでグリーンを外すこともなく、バーディパットを打ち続けていってという感じ」と絶好調の様子。「関西のゴルフ場に似ている部分があるので相性はいい」とコースとの好相性も味方につけ、「(最終日もしっかり)アンダーで回りたい」と気を引き締めた。

伸ばし合い必至の最終日。苦労人・和田が逃げ切るか、ベテランと若手が逆転を見せるのか。白熱の最終ラウンドが待っている。

写真/大会提供

トップに立った和田章太郎ってどんな選手?


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