【疲労・睡眠ケア】ファイテン「ナノメタックスコーティング」&「パワーテープ」
大里桃子のセルフケア術は、手厚いボディケアと最先端リカバリーアイテムの徹底的な活用にある。過去に「連続予選通過記録」でツアー上位に名を連ねるなど、屈指のタフネスを誇る大里だが、その鉄人の体を支えているのが独自のコンディショニング意識だ。
以前から手首の怪我予防のためにテーピングを使用していた縁で、昨年からファイテン社のサポートを受けている大里。現在は、光テクノロジー「健光浴」を照射させ、霧状に噴霧コーティングする水煙加工を用いた「ナノメタックスコーティング」などもいち早く取り入れている。

ファイテンの「ナノメタックスコーティング」を日常生活に取り入れている大里桃子(撮影/岡沢裕行)
「銀座にある『IPサロン』という施設で酸素カプセルに入ったり、沖縄の店舗でもケアを受けさせてもらったりしています」と、全国各地の本格的な疲労回復施設も積極的に活用しているという。
その効果は絶大で、「年々疲れが取れにくくなっているのは感じますが、ケアのおかげで軽減されています。一番疲れている状態を100%だとすると、今はマックスでも60%くらいしかいっていない感じです」と圧倒的な疲労感の少なさを実感している様子。
また睡眠環境にもこだわりがあり、「ナノメタックスコーティング」を用いた専用の枕やパジャマを使用。さらに帽子による締め付けや熱中症対策として、帽子の裏側に「ファイテンパワーテープ」を貼る工夫も取り入れており、「試合後半の集中力も継続できている気がします」と細部まで徹底したケアが夏の連戦を乗り切る武器になっている。
【熱中症・水分補給】酸素補給水「WOX(ウォックス)」
学生時代やプロテストの頃から「酸素水」を愛飲していたという天本ハルカ。「酸素を取り込むことで頭の回転も良くなりますし、体の疲れも取れやすくなる。寝る前に飲んだりもしていました」と、そのリカバリー効果を実感している1人だ。
ツアー参戦後は「持ち歩くのが重い」という理由から一時遠ざかっていたものの、実は取材の前週、キャディに熱中症の症状が現れ、天本自身も熱中症気味に陥って予選落ちを喫してしまったばかり。「もうめっちゃ疲れてるんです」と切実な悩みを抱える中、今大会から酸素水の提供サポートを受けることになった。
ちなみにこの酸素水、水素水とは異なり「開けても酸素が抜けない世界特許の技術」が使われており、賞味期限も3年と長いのが特徴。臼井麗香が10年以上愛飲しているという注目のドリンクで、過酷な夏場の連戦巻き返しを図る。

酸素補給水「WOX(ウォックス)」を愛飲している天本ハルカ(撮影/岡沢裕行)
【インナーケア】マグネシウム・サプリメント&半身浴
イ・ミニョンは特別な器具を使わない「基本に忠実」なスタイル。飛行機などでの移動が多いツアー生活において、彼女が最も重視しているのは「睡眠」と「入浴」だった。
「めっちゃ寝てます。あとは半身浴ですね。半身浴をすると結構回復します」と語るように、日々の入浴でしっかり汗を流し、十分な睡眠をとることで体のベースを整えている。
また、就寝前の重要なルーティンとして「寝る前にマグネシウムを飲んだら、なんかいい感じになるんです。言葉で説明するのは難しいですが、気持ちの部分でも調子が良くなります」と独自のサプリメント活用法も明かしてくれた。
ミニョン自身は「感覚」として取り入れているマグネシウムだが、実は医学的にも筋肉の弛緩(リラックス)を助けて足のつりを予防するほか、睡眠の質を高めるなどアスリートにとって必須のリカバリー成分。シンプルなケアの中に、科学的にも理にかなった最適なセルフケア術を見つけているのがトッププロたる所以だろう。

イ・ミニョン(写真は26年リゾートトラストレディス、撮影/大澤進二)
【紫外線・視覚ケア】アイウェアブランド「ESS」&オレンジレンズ
過酷な夏のツアーにおいて、サイ・ペイインが「もう欠かせない」と語るのがサングラスの存在だ。
着用を始めて約1年になるというが、「つけない方が眩しくてすごく目が疲れる。本当に目が大事」と、紫外線による目からの疲労防止に重宝している。
以前使用していた他メーカーのものは曇ってしまうことがあったが、今愛用しているものは曇りの日でも問題なく使えるという。「芝の反射を抑えてくれるので、凹んでたり上がってたりといったアンジュレーション(傾斜)が本当にちゃんと見えます」とプレー面でのメリットも絶賛する。
また、アイテム選びで一番求めるのは「着け心地の良さ」。長くて6時間ほどつけっぱなしで練習していても耳や鼻が痛くならず、「つけているのを忘れちゃうくらい楽」だといい、一日中手放せない相棒となっている。

アイウェアブランド「ESS」を愛用しているサイ・ペイイン
それぞれの立場やプレースタイルに合わせ、独自のコンディショニングを確立している女子プロたち。過酷な夏の連戦を生き抜く彼女たちの、強靭な肉体とそれを支えるセルフケアの知恵にも注目だ。

