タイガー・ウッズや松山英樹が長く愛用し、世界中のゴルファーが憧れるパターブランドの魅力を追いかけるシリーズ。今回は、スコッティ・キャメロン氏の自由なインスピレーションから生まれる希少な「ガレージパター」の素性と、そこに施された特別なカスタムデザインの魅力について。
キャメロン氏の“気まぐれ”と遊び心が詰まったクラシカルな世界観

GARAGE & GRAFFITI:近年では、ほとんど作られなくなったと言われる、貴重なガレージパター。スコッティブルーは、キャメロン氏のお気に入りのカラーで、特別なパターにのみ使用される色である
シルバーのボディに、スコッティブルーのペイントが華やかなガレージパターである。ガレージパターは、デザイナーであるキャメロン氏が、その時々の気分で気まぐれに作るパターのこと。そのデザインはクラシカルなものが多く、スタンプや装飾に遊び心が加えられているのが特徴と言えるだろう。
たとえば、3ポイントクラウンに見立てられたサークルTや、小さな泡を模したsea bubble( = 海の泡)と呼ばれるデザインなど、このパターにも随所に遊び心が感じられる。だが、それにも増して注目したいのが、フランジにデザインされたSCOTTYの文字だ。

ソールには、sea bubbleと呼ばれる、泡を模したデザインが施されている
この溶接でデザインされた文字はGRAFITI( = 落書き)と呼ばれるもので、スペシャルパターにのみ施される特別な装飾である。その姿はまさに落書きのようにも見えるが、クラシカルなヘッドによく似合い、まるで骨董品のような雰囲気を醸し出している。
パターをただの道具に終わらせない美しさ。いかにもスコッティキャメロンらしい魅力を持つパターであった。
※週刊ゴルフダイジェスト7月7日「キャメロンマニア宣言」より
PHOTO/Takanori Miki
THANKS/スコッティキャメロン ゴルフギャラリージャパン




