タイガー・ウッズや松山英樹が長く愛用し、世界中のゴルファーが憧れるパターブランドの魅力を追いかけるシリーズ。今回は、スコッティキャメロンの「Timeless 2」センターシャフト仕様に見る、設計思想の深さと柔軟性について。
なぜキャメロンにはセンターシャフトが少ないのか?

Timeless2 GSS プロトタイプ:センターシャフト仕様のネックが溶接で取り付けられた、GSS(ジャーマンステンレススチール)のTimeless2。黒いビッグツアードットと、シンプルなスタンプがクールなパターだ
シンプルなスタンプが武骨なイメージを醸し出す、センターシャフト仕様のTimeless2である。
実は、スコッティキャメロンには、センターシャフトのパターがとても少ない。一見センターシャフトに見えるパターも、ほとんどの場合はネックが少しヒール寄りに装着されているのだ。
これは、「パッティングのストローク軌道は、イン・トゥ・インのカーブ(弧)を描くのが自然である」という、キャメロン氏の設計思想が大きく影響している。

COA(保証書)にセンターシャフトと表記された珍しい一本
同じストレートシャフト仕様のパターでも、センターよりややヒール寄りに装着されていたほうが、イン・トゥ・インの軌道でストロークしやすいのである。
とはいえ、選手やプレーヤーの要望に合わせ、さまざまな設計思想のパターを製作する柔軟性も、スコッティキャメロンは持ち合わせている。昨年限定発売されたロートルクパターやこのパターなどはそのいい例と言えるだろう。
では、その使い心地やいかに? 実際にコースで試してみたいものである。
PHOTO/Takanori Miki
THANKS/スコッティキャメロン ゴルフギャラリージャパン
※週刊ゴルフダイジェスト5月26日号「キャメロンマニア宣言」より





