7月16日(木)~7月19日(日)の4日間で開催される「明治安田レディスゴルフトーナメント」(仙台クラシックゴルフ倶楽部/6,692ヤード、パー72)。開幕前日の15日にはプロアマ戦が行われ、前回大会覇者の小祝さくらと、ルーキーながら先々週の「資生堂・JALレディス」で初優勝を果たした地元・宮城出身の倉林紅が、それぞれ大会への意気込みを語った。

小祝さくら「思い出の舞台に戻って来られて嬉しい」

前回大会は熊の出没による3日間の短縮競技という異例の状況の中、見事に逆転優勝を果たした小祝さくら。

「あれから1年が経ったのかという感じで、あっという間でした。今年も去年に引き続き暑さがしんどいので、まずは暑さに負けないように頑張っていきたいです」

昨年は7季連続優勝という強さを証明する歓喜の一戦となったが、実はその直後、彼女を大きな試練が襲っていた。

見事な優勝を飾った翌週の「大東建託・いい部屋ネットレディス」。その初日、インスタートだった後半の1番ホールで、小祝は左手首を痛めてしまう。翌2日目には無念の棄権を余儀なくされ、以降のシーズンを全休して左手首の回復に努めることとなったのだ。

画像: 今年の資生堂・JAL レディスオープンでの小祝さくら

今年の資生堂・JAL レディスオープンでの小祝さくら

当時を振り返り、「この試合(明治安田レディス)の直後にケガをしたので、いろんなことがあった1年になりましたが、こうしてまた思い出の舞台に戻って来られて、すごく嬉しい気持ちでいっぱいです」と感慨深げに語った。

怪我明けという難しいコンディションの中で戦う今シーズン。ここまでトップ10入りはなく、最高順位は開幕戦の「ダイキンオーキッドレディス」と6月の「EARTH MONDAMINCUP(アース・モンダミンカップ)」での12位タイにとどまっている。

しかし、本人の中に悲壮感はない。「少しずつ調子も上がっているので、自信を持ってプレーしたいです。最近は初日にスコアを落とすことが多いので、まずは初日にいいゴルフをして、いい流れを作れたら」と、完全復活への手応えを口にする。

また、昨年と同じ舞台ながら、15番(+31ヤード)、16番(+19ヤード)と、終盤ホールの距離が延長されたことにも触れた。

「いくつかのホールで距離が伸びていたので、昨年とは攻略法や難易度も違ってくるのかなと思います。かなりグリーンのアンジュレーション(起伏)もあるので、ショットをしっかりコントロールして、たくさんのバーディチャンスにつけられるように頑張りたいです」

シーズン後半戦での大逆転に向け、弾みをつけたい一戦が幕を開ける。

倉林紅は慣れ親しんだ舞台で「地元で2勝目」を狙う

昨年のプロテストに合格し、今季の出場資格を懸けたQTも首位で通過したツアールーキーの倉林紅。先々週の「資生堂・JALレディス」では、国内女子ツアー史上最多となる7人のプレーオフという修羅場をくぐり抜け、見事にレギュラーツアー初優勝を飾った。宮城県勢として初のツアー制覇という、記録ずくめの戴冠となった。

最高の勲章を引っ提げて地元へと凱旋した倉林は、「いい報告を地元の皆さんに持って帰りたいという気持ちがずっとあったので、最高のタイミングで優勝できたのはすごく嬉しいです」と満面の笑みを浮かべた。

画像: 今年の資生堂・JAL レディスオープンでの倉林紅

今年の資生堂・JAL レディスオープンでの倉林紅

「小さい頃に何度もここでプレーさせていただいていたので、1ホールごとに『こういうコースだったな』と思い出しながら、すごくいいイメージでプレーできています。最後までいい流れをキープして戦えるんじゃないかと思います」と、慣れ親しんだホームコースでの調整を存分に楽しんだ。

前回大会の仙台クラシックゴルフ倶楽部では連日のバーディ合戦が展開され、最終成績も首位と3打差以内に13人がひしめく大混戦となった。しかし、前戦の「資生堂・JALレディス」でそれ以上の大混戦を切り抜けたタフな勝負強さが、今の倉林にはある。さらに、地元ファンの大歓声を味方につけて戦えるのも大きなアドバンテージとなるはずだ。

「たくさんの方が私の帰りを待ってくれていたと思うので、たくさんのバーディを獲って、皆さんに盛り上がってもらえるようなプレーを見せたいです。プロとして参加する初めての地元の大会なので、優勝を目指して最後まで自分らしく頑張ります」

充実一途のルーキーイヤーを過ごす大器のプレーから、今週も目が離せない。

撮影/岡沢裕行


This article is a sponsored article by
''.