【初日】神谷そらがボギーなし「65」で首位発進! 追う福田・荒木、ルーキー鳥居は初イーグル

初日から3日目終了時点まで単独1位をキープし続けた神谷そら(撮影/大澤進二)
初日は神谷そらが7バーディ、ボギーなしの65をマークして単独首位発進を決めた。前半で4つスコアを伸ばし、後半も12番から3連続バーディを奪取。「スコアの割にはティーショットが不安定でしたが、セカンドショットをしっかりピンに絡める回数が多かったことが好スコアにつながりました」と振り返った。
1打差の6アンダー2位には福田萌維、荒木がつけた。福田はレギュラーツアーでの自己ベストを更新する66を出し「すごい自信になります。5月ぐらいから調子に波がない状態が続いているので、攻めのゴルフができています」と手ごたえを口にした。
ディフェンディングチャンピオンとして臨んだ小祝さくらは、4バーディ、ボギーなしの68で回り、4アンダー6位の好位置での滑り出し。「声援を力に変えて頑張れました」とギャラリーの応援に感謝した。

初日4アンダーの6位タイで終えた鳥居さくら(撮影/大澤進二)
ルーキー鳥居さくらも4アンダー68で回った。13番パー4では残り166ヤードの第2打を6Iで直接沈め、ツアー初のイーグルを記録。「今日はパーオンを意識して回り、それがよかったのかなと思います。イーグルはJLPGAでは初めて。今季はルーキーイヤーで優勝したいですし、最終的にはシード獲得が目標です」と笑顔で振り返った。
【2日目】猛暑の中で神谷そらが首位死守! 金澤志奈、吉澤柚月、勝みなみらも躍動
2日目も神谷そらが主役を張った。6バーディ、2ボギーの68で回り、通算11アンダーで単独首位を死守。「ラフからでもピンに絡むショットを打つことや、ピンチをアプローチとパットでしのぐことで、うまくまとめられました。残り2日間も自分のやるべきことにフォーカスしたい」と決勝ラウンドを見据えた。

2日目は金澤、吉澤、勝も奮闘、大会を盛り上げた(撮影/大澤進二)
金澤志奈が6バーディ、ボギーなしの66で回り、通算10アンダー2位へ急浮上した。好スコアの要因にはパッティングを挙げ「結構傾斜が強いグリーンなのですが、そこを重点的に練習して臨みました。優勝を目指して頑張ります」と目線を上げた。
吉澤柚月は67で回り通算9アンダー3位へ。悲願の初優勝へ好位置をキープし「ケガになるようなミスもピンチもなくて、あとはパターが入るだけという感じでした」と振り返った。
米ツアーから帰国して参戦しているホステスプロの勝みなみは通算3アンダー37位で予選を通過。「今日はショットを修正できたので、バーディチャンスが多かった。予選通過できたのはすごく大きいですね」と所属選手の責任感を口にした。
【3日目】首位・神谷を追う大混戦! 2日連続イーグルの鳥居と、自己ベスト「64」の阿部未悠
3日目も神谷そらが通算14アンダーで単独首位を守った。4バーディ、1ボギーの69で回り「なんとか伸ばすことができたのでよかったです。明日は暑くないことを願いながら、流れに身を任せて自分のやるべきことに集中したいです」と今季初優勝へ意欲を見せた。

3日目終了時点では13アンダーで2位タイ、最終日は9位タイで終えた大出(撮影/大澤進二)
通算13アンダー2位には66をマークした大出瑞月と69で回った金澤が並んだ。
鳥居が1イーグル、6バーディ、1ボギーの65で回り、通算12アンダー4位へ浮上した。1番パー5で初日に続くイーグルを奪い「まさか今日も出るとは思っていなかったのでビックリです」と喜んだ。
阿部が8バーディ、ボギーなしの自己ベスト64を出して5位へ浮上。「正直に言うと本当にショットの調子が全然良くなくて、耐えながらパターがよく入ってくれたおかげでスコアが伸びました。先週2位で悔しい思いをしているので、勝ちたいです。自分のプレーはガンガンバーディを取っていくタイプなので、そこを目指して頑張ります」と巻き返しを誓った。
【最終日】阿部未悠がコースレコードタイ「63」の爆発力!

4連続バーディの他、長いバーディパットを沈めるなど最終日に猛チャージした阿部(撮影/大澤進二)
最終日はまれに見る伸ばし合いとなった。その中で異次元のゴルフを見せたのが阿部だった。1番から4連続バーディで勢いに乗り、2オンに成功した16番パー5で混戦を抜け出し、17番で8メートルのバーディパットを沈めて、大会コースレコードに並ぶ63をマーク。2位に2打差をつけてVゴールを駆け抜けた。2024年「富士フイルム・スタジオアリス女子オープン」以来の通算2勝目は前週2位の悔しさを晴らすリベンジ優勝でもあり「今日もパットがよく入ってくれました。自分の中でも待ち望んでいた2勝目だったので、素直に嬉しい気持ちが大きいです」と感慨に浸った。

荒木は通算18アンダーとトップと2打差で終え、今季一勝目とはならなかった(撮影/大澤進二)
終盤まで阿部を脅かした荒木は9バーディ、1ボギーの64で回り、通算18アンダー2位。「伸ばし合いに付いていくためにたくさんバーディを取ろうと思っていた。良い上がり方ができてよかった。早く今季1勝目を挙げられるように頑張りたい」と次戦への手ごたえを口にした。
テレサ・ルー、仲村果乃、鈴木愛が通算17アンダー3位を分けた。前年覇者の小祝は64を出して通算16アンダーに伸ばし、今季初のトップ10入りとなる6位で4日間の戦いを終えた。勝は66で回り通算15アンダー9位まで順位を上げた。神谷そらは74と崩れて通算12アンダー23位にとどまった。
女子ゴルフの今季第20戦は「大東建託・いい部屋ネットレディス」で23日に福岡県のザ・クイーンズヒルGCで開幕する。
