ゴルフの上達を目指すゴルファーにとって役立つ情報を発信する「みんゴル・ゴルファー応援隊」。その隊長に就任したシングルプレーヤー・マツケンが上達のヒントになることを紹介。今回は「酷暑のゴルフで大切なこと」がテーマです。
画像: 真夏のゴルフ、熱中症対策に大切なことは?(写真はイメージ)

真夏のゴルフ、熱中症対策に大切なことは?(写真はイメージ)

茶店には絶対に寄るようにする

今年も猛暑の季節がやってきましたね。この季節のゴルフはとにかく熱中症対策を万全にする必要があります。対策には色々あるかと思いますが、今回は特に「休憩の取り方」にクローズアップしていきたいと思います。

多くのゴルフ場で、熱中症対策を目的とした「ヒートルール」が設けられていますが、その中に「スループレー禁止」という項目があります。日本ゴルフ協会が提示している夏ゴルフの指針にも謳われている事項です。

昼の休憩を挟まずに18ホールを続けてプレーすることを禁止して、身体への負担を減らし、熱中症の危険を回避しようという目的ですよね。

これは確かに有効です。一旦エアコンの効いたクラブハウスでゆっくり涼み、出来れば着替えをして食事もしっかり摂って栄養と水分を補給する。そして同組のプレーヤーに体調に異変が起きていないか確認する。もし異変があるようなら、無理に後半のプレーを続けさせない。

こういう判断をするためにも昼休憩をきちんと挟むことは大切なことだと思います。この流れで、更にルーティンにしていただきたいのが、コース売店、茶店に必ず立ち寄るようにすることです。

ほとんどのゴルフ場にはスタートしてから4ホール目か5ホール目にトイレと飲料を補給出来るコース売店があるかと思います。昨今ではどんどん省力化が進み、スタッフも置かず、飲料は自動販売機での対応というコースが増えていて、普段は「トイレ以外には立ち寄らない」というゴルファーも多いことと思いますが、夏場のゴルフでは、ここに必ず立ち寄るように習慣づけることをお勧めします。

熱中症の危険というのは、本人が気付かないうちに症状が悪化してしまうケースが多いことにあります。プレーヤーの意識が朦朧としてしまうこともあるため、休憩を取ることも忘れていた、などということも起こり得ます。それを防ぐためにも、その組全体のプレーをストップしてプレーヤー全員で同時に休憩を取ることが重要になるのです。

今年のサッカーワールドカップで導入された「ハイドレーションブレイク」は賛否両論あったようですが、一旦試合を止めてプレーヤー、審判が同時にしっかり休憩を取ることに意義があったのだと思います。

そうそう、キャディ付きプレーの場合にはキャディさんに休息を取ってもらうためにも「茶店」に寄ることをルーティーンにして貰えればと思います。キャディさんは毎日の業務とは言え、夏場は体調を崩して途中で倒れる方も多くいます。立場的にキャディさんの方から「売店に寄りましょう」と言い出しにくい側面もあるかと思いますので、プレーヤーの方で率先して売店への立ち寄りを実践していただけたらと思います。

余談ですが、茶店での立ち寄りをルーティーンにする手立てとしてお勧めしたいのが、私が学生時代にやっていた、通称「茶店選手権」です。ルールは簡単。茶店の前のホールのグリーンで、最後にホールアウトしたプレーヤーが茶店での飲み物をその組のプレーヤー全員に奢るというものです。

このホールだけOKパットなしの完全ホールアウト。勝敗を巡って数センチ単位で「どっちが近い?」と競うケースもあったりして、なかなかスリリングです。これをやると「茶店この次だっけ? 」と茶店のあるホールを確認するようになるため、「茶店素通り」を防止することにもなります。

コースによってはきちんとスタッフを置いて、冷たいおしぼりや氷の補給に対応している茶店もあります。茶店の「かき氷」で生き返った、という経験が何度もあります。昼休憩と合わせて前後半で一回ずつ、コース売店でしっかり休憩を取る。

酷暑のゴルフを安全に楽しむために、「夏場のゴルフのルーティン」にしていただけたらと思います。


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