スティックをベルトループに差してヘッド軌道を整える
みなさんこんにちは。ゴルフバカイラストレーターの野村タケオです。スコアを作るためにはグリーン周りも当然重要ですが、やはりショット力も上げたいわけですよ。パーオン率が高まればスコアは良くなりますからね。週刊ゴルフダイジェスト7/28号に「ショット力を高めるスウィング作り」という記事がありました。そこにアライメントスティックを使ったドリルが載っていたので試してみました。

週刊ゴルフダイジェスト2026年7月28日号で特集されていた「ヘッド軌道を整える、アライメントスティックを使った練習ドリル」を実践!
この記事ではツアー屈指のショット力の高さを誇る生源寺龍憲プロが解説をしてくれているのですが、生源寺プロによると、ダウンスウィングでヘッドの入り口を同じに整えることが大事だということです。ボールが曲がる原因は右腰まで振り下ろしたときの位置がバラバラになっていること。ヘッドを常に同じ位置に振り下ろせるようになればショットも安定するということなんです。

ボールが曲がる原因は右腰まで振り下ろしたときの位置がバラバラになること
そこで生源寺プロが実際にやっている練習方法というのが腰の部分にターゲットラインと平行にアライメントスティックを差してヘッド軌道を整えるというもの。この練習だとダウンスウィングでヘッドが下から入らず、あおり打ちのような動きが防げるそうなんです。ヘッドが下から入ると手やクラブがスティックに当たるのでチェックしやすいということなんですね。この練習を繰り返し行うことで、ボールに対してスクエアにコンタクトするための正しい振り下ろし方が確認できるということです。

ベルトループにスティックを通し、ターゲットラインと平行になるように構えてボールを打つ
練習方法はまずターゲットラインと平行になるよう、スティックをベルトループに差します。そして最初は小さい振り幅から始めて徐々に大きいスウィングにして、最後はフルショットでボールを打ちます。スティックに手やクラブが当たらないように意識すると、自然と手とクラブと体が一体になって振れる感覚がわかるようになるということです。
またスティックに手やクラブが当たらないように意識しながらクラブを下ろすことで、胸を閉じて下ろす感覚がつかめます。これができるようになるとボールがつかまり、スライスの矯正にもなるということです。
実際にやってみると……
早速やってみました。スティックをベルトループに差して構えてみると、意外とスウィングの邪魔になりそうに感じます。まずは腰から腰くらいの小さいスウィングでやってみましたが、いきなり手がスティックに当たりそうになりました。僕は上半身と下半身が一緒に動いてしまう悪い癖があるので、スティックと手が当たりやすくなるんだと思います。個人的にはこれ意外と難しいです。
胸が開かないように意識してダウンスウィングすると、スティックに手やクラブが当たらなくなりました。やはりこのくらい開かない意識にしないと、クラブが正しい位置から下りて来ないんだなということがわかりました。その感覚でスウィングすると、フルスウィングになってもスティックに当たらずに振れるようになりました。

(左)いつも通りに振ってみると腕がスティックに当たる。(右)胸が開かないように意識して振るとスティックに当たらなくなった
ボールを打ってみても、スティックに当たらないように振れればボールがつかまるようになるので、強い球が打てるようになりました。クラブが下から入らないのであおり打ちにはならないし、インパクトで手元が浮いてしまう癖がある人にも良さそうです。上からしっかりとボールをとらえるような軌道になるので、これはいい練習になると思います。

胸を開かないように意識して打てばスティックに当たらず、フルスウィングしてもボールを打てました
基本的にはスティックは左右対称に長さを揃えるらしいのですが、最初は右側を短めにしてみたほうが簡単になると思います。それで慣れれば左右対称の長さにするというのもいいと思いました。ちなみに生源寺プロは調子が悪くなると右側を長くして練習しているそうです。
あと、スティックに当たりたくないという思いが強すぎてアウトサイドからクラブを下ろしてしまっては意味がないので、そこは注意が必要ですね。
今回スティックを腰に差してスウィングする練習をやってみましたが、ヘッドが下から入ったり、胸が開いてカット打ちになってしまう人にはとてもいい練習だと思いました。個人的には胸を開かずに振ることでボールがつかまるようになるのがとてもためになりました。皆さんもぜひ一度試してみてください。


