
22年大会覇者の古江彩佳
本大会には女子世界ランキング(ロレックスランク)トップ10のうち実に7名がエントリー。世界ランク1位のネリー・コルダ、2位のキム・ヒョージュ、そして6位の山下美夢有選手も出場します。山下選手といえば言わずと知れた昨年のAIG女子オープン女王。ディフェンディングチャンピオンとして、ほぼ“本命”で迎える来週に向け、スコットランドでも好結果が期待されます。
Miyu Yamashita Wins FIRST MAJOR at Royal Porthcawl | Final Round Highlights | AIG Women's Open
www.youtube.comそして、この試合に過去の優勝者として臨むのが古江彩佳選手です。2022年の最終日に10バーディノーボギーという完璧なプレーで大逆転優勝での米女子ツアー初優勝を果たしています。
古江選手は米女子ツアーで通算2勝を挙げていますが、勝っているのはメジャーのアムンディ・エビアン選手権とこのスコットランド女子オープン。キャリア2勝がいずれも欧州です。本大会では、優勝した22年以降、47位タイ(23年)、3位タイ(24年)、予選落ち(25年)と隔年で結果を残しており、今年は「いい年」になりそうな気配がします。
では古江選手、今シーズンの調子はどうなのでしょうか。彼女の成績で目を引くのはまずなんといっても圧倒的な安定感です。ここまで14試合に出場し、予選落ちはわずかに1試合。コースによって個性が異なる米女子ツアーにおいて、これだけ安定して予選を通過し続けるのはまずもってすごい。「予選通過数」はツアー3位となっています。
スタッツ面で目を引くのがパッティングです。各ショットのスコアへの貢献度を示す最重要ともいえる指標のパット部門、「SG パッティング」において9位と、ツアーでも上位の成績を残しています。そして、60台でのラウンド回数も「19」とツアー8位を記録しています。
ただ、上位に進出した試合はあまり多くなく、トップ10入りは2度。なかなか優勝争いには顔を出せていませんが、噛み合えばドカンといきそうな気配を漂わせています。
古江選手がスコットランド女子オープンで優勝したのは2022年。アムンディ・エビアン選手権で勝ったのが2024年。“2年周期”を採用するならば、今週の試合での爆発も十分期待できるのではないでしょうか。

