
熊本県の「トライアルゴルフ&リゾート南阿蘇コース」(ホームページより)
熊本県にある南阿蘇CCは「トライアルゴルフ&リゾート MINAMIASO COURSE」と改称して、6月1日より新体制で運営を開始した。買収したのは(株)トライアルゴルフ&リゾート(本社・福岡市)という会社。元々は小売業を本業とし、西友を買収した(株)トライアルホールディングスの傘下にあり、旅館やゴルフ場の運営を行っている。これで九州内では同CCで4カ所目の買収となる。
これまで若宮GC(福岡県)、阿蘇東急GC(熊本県)、大分東急GC(大分県)を買収し、トライアルゴルフ&リゾートの後にローマ字の旧名を付けてゴルフ場名称としている。
同社グループは社内にミシュラン星付きレストランのシェフをはじめ、多くの料理人を抱えている。買収したゴルフ場のレストランはそのグループの食を担う「こはく本舗」などが全面監修し、いわば町の食堂からシャレたレストランへと生まれ変わらせる作戦という。
「地方のゴルフ場では雇用もなかなか厳しいものがあります。ウチも新体制になりましたが、従業員の雇用はそのまま継続になりますし、喜ばしいことだと思っています」(同GC支配人・永田洋幸氏)
また地方に住む元コース運営コンサルタントの石井米二郎氏は「このまままだと地方のゴルフ場はソーラー施設か、または廃業の憂き目に。都市に近いゴルフ場しか生き残れません。だが地方の田舎にもゴルファーはいて、遠くのコースまで行くのは大変なんです。それを救ってくれるのなら、田舎のゴルファーにとってありがたいことです」と話す。
今回の新装オープンでは経年劣化しているコースの整備を実施した。設計はトーナメントTV解説でもお馴染みの戸張捷氏。
阿蘇の山々が目前に迫る雄大なロケーションには圧倒される。この景観に接するだけでもゴルファー冥利に尽きよう。
※週刊ゴルフダイジェスト2026年8月4日号「バック9」より
