米国アリゾナ州にある高齢者向け居住コミュニティの先駆け「サンシティ」の日本版が千葉の里山に実現する。
画像: 写真は隣接する千葉バーディCのクラブハウス

写真は隣接する千葉バーディCのクラブハウス

ユニマットグループの(株)ユニマットアクティブシニアライフは、千葉県八街市小谷流にアクティブシニアのための会員制レジデンス「アクティブシニアコミュニティアイランドクラブ 小谷流沢 本館」を今秋開業すると発表した。建物はすでに竣工していて、入居は9月の予定という。

建物は地下1階・地上12階建て、総戸数300戸。専有面積28.71平方メートル〜66.52平方メートルで、カフェ・ダイニング・フィットネス・大浴場などの共用設備を併設。運営は利用権方式で、土地・建物は同社が所有するという。所在地は都心からクルマで約60分(東関道・佐倉ICまたは千葉東金道・山田IC)の立地。

同施設が建っている約150万坪の敷地には、すでにゴルフ場の千葉バーディC、温泉施設、ドッグランや複数のレストランが整備されていて、新設のレジデンスは、ユニマットが提唱する街づくり構想「八街未来都市」のランドマークといったところか。

日本の経済成長をリードしてきた団塊世代が70代後半に差し掛かる。この年代を“ゴールデンエイジ70's”と位置づけ、従来の「介護が必要になってから入る老人ホームではなく、元気なうちに移り住み、第二の人生を愉しむ受け皿として会員制のレジデンスが必要だった」と同社ホームページにある。

館内には看護スタッフによる常時健康管理サポート、24時間の常駐スタッフ体制も整備するという。

「完全所有するわけではないですし、要するに健康寿命が続くまでの居住ということでしょうね。完全所有の別荘は手間がかかるし、レジデンスのほうが簡便です。都心から近いので、富裕層のシニアにはマーケットとして需要はあると思います」(経営コンサルタント・菊地英樹氏)

その健康寿命を延ばすためには楽しみながら「歩く」ゴルフ場の存在が一番大きいだろう。新設のレジデンスに隣接する千葉バーディCは2008年開場。22年にユニマットが買収し、現在に至っている。設計・造成は清水建設。国際基準のベント1グリーンを採用。高低差8mというフラットな林間コース。シニア世代には格好のコースといえる。

※週刊ゴルフダイジェスト2026年8月4日号「バック9」より


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