今回ピックアップするのは服部雅也選手。ツアープレーヤ転向後いきなり中日クラウンズで優勝争いを演じて注目を集めました。ただ、その後は思うような成績を出せず苦しい時間を過ごしてきましたが、今季は復調の兆しが見え始めています。その要因について聞いてみました。
画像: Masaya Hattori。2000年生まれの25歳で愛知県出身。2022年にツアープレーヤーに転向

Masaya Hattori。2000年生まれの25歳で愛知県出身。2022年にツアープレーヤーに転向

GD ゴルフを始めたのは何歳の時ですか?

服部 7歳だったと思います。

GD きっかけは?

服部 祖父がショートコースを経営しているので、ゴルフをやる環境が大きかったと思います。愛知の岡崎で今もやっています。

GD 中学、高校ではどのようなゴルフ生活を送ったんですか?

服部 中学、高校ともに地元の学校で、高校にはゴルフ部がありました。中学にはなかったので個人活動という感じでゴルフをやっていました。

GD ジュニア時代の戦績を教えてください。

服部 大学になっちゃいますけど国体で個人と団体で優勝しました。

GD すごい戦績持っているじゃないですか!

服部 いえいえ、国体ですから。2日間ですし。たまたまです。栃木の国体だったと思います。

GD 高校はどこに行ったんですか?

服部 地元の岡崎城西というところに行きました。家から自転車で10分かからず、近かったので(笑)。ゴルフ部は強くはなかったですね。高校に入ってから始める子も多かった印象です。

GD 大学は中部学院大学ですよね。

服部 はい。ゴルフで行かせてもらいました。大学に行く以外は考えていませんでしたね。

GD プロになろうと決断したのはどのタイミングですか?

服部 大学の4年くらいですかね。プロになりたいというか…とりあえず受けてみようかなという感じでした。それとプロの試合に出る機会もなかったので、そういう経験がないから実際にどんなレベルなのか想像できていなかったんですよね。どうせ無理だろうなって思っていた部分もありますけど、逆に他の選択肢もあまり考えてなかったというのもあります。

GD テストは大学4年の時ですか?

服部 はい。4年の時に受けて通りました。同じ年にQTも受けたんですけどサードの2打落ちの一番上だったかと思います。

GD 実際にプロになってみた時の感想をきかせてください。

服部 なんかめっちゃ楽しかったですね。初年度に中日クラウンズに出て、そこでやっていけるかもって思いました。

GD あの時は確か6位タイで終えましたよね。

服部 はい。あれが初めてのレギュラーツアーだったので、楽しかったですし、これでやれるんだという自信にもなりました。そのあと、ACNツアーでプレーオフで負け(2023年ジャパンクリエイトチャレンジ in 福岡雷山)て、そこから苦しかったですね。ちょっと舐めてましたね。全然いけるやんって思ってたら、全然いけなくなってしまって(笑)。イップスとかで上手く行かなくなったんじゃなくって、最初にちょっと上手くいっちゃったもんだから、調子に乗ったというか、ほんと舐めていたんだと思います。

GD でも今シーズンはまた開幕からいい感じでゴルフをやれている印象ですが?

服部 そうですね。初年度は良い感触っていうのはなかったんです。なんでこんなに上手くいっているのかがわからなかったくらいで。でも、今年はショットの感じもいいし、手応えもあります。上手くいってもおかしくないゴルフがやれていると思います。今年は優勝はもちろんですが、シード権を獲得したいですね。

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全く手応えのないゴルフから、今年は手応えのあるゴルフへ変貌した服部。確かに当時も「なぜゴルフが上手くいっているのかわかりません」と笑いながら話していた印象がある。それは謙遜でもなんでもなく本音。だからうまくいかなくなった時に歯止めが効かなかった。その経験を経て、さまざまなコーチから理論を学んだり、自分で考える中で、自分に必要なゴルフ、技術が精査されてきたのが今年だ。思い切りがよく、爆発力もある服部なだけに、今シーズンの残りもまだまだ暴れてくれそうな予感がする。

文/出島正登

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