
ステップ・アップ・ツアーで優勝した宅島美香
自分の娘といってもおかしくない(?)18歳のルーキー・田村萌来美を1打差で下した宅島が2008年の同ツアー、IDECレディースカップ以来となる17年267日ぶりの優勝を飾った。これは同ツアーの最長ブランクV。14年に大竹エイカが記録した13年82日を4年以上も更新する大記録である。
上田桃子や諸見里しのぶと同じ86年生まれの宅島は06年にプロテスト合格。同期には有村智恵や笠りつ子がいる。レギュラーツアーでシード獲得は1シーズンだけのゴルフ人生を振り返り「良いときもありましたけど悪いときが5、6年あってゴルフをやめたいなと思いましたが、みなさんの声援のおかげでここまでやめずに来られました。本当に優勝できてうれしいです」とスピーチし、コーチとして夫として支え続けてくれた橋本大地プロに感謝を伝えた。
【動画】宅島美香の優勝メッセージ【ステップ・アップ・ツアー公式インスタ】
ツアーの公式インスタグラムでは優勝を決めたシーンにかぶせて表彰式の本人の肉声をアップ。「今年はなんとプロテスト合格20周年になりますが、また優勝できてとてもうれしいです」。
レギュラーツアーの最長ブランク優勝は22年の樋口久子・三菱電機レディスで金田久美子が達成した11年189日。海外に目を転じると女子(LPGAツアー)ではデール・エゲリングが記録した14年11カ月が最長だ。
PGAツアーではロバート・ガメスがルーキーイヤー(90年)にネスル招待で初優勝を挙げてから15年6カ月後にバレロテキサスオープンで2勝目をゲット。それがもっともブランクが長い。メジャーでの最長ブランクV達成者はタイガー・ウッズ。08年の全米オープンでメジャー14勝目を挙げた11年後、マスターズで復活Vを遂げている。DPワールドツアーの最長記録は16年204日。こうして見ると宅島の記録はギネス級の世界最長ギャップVだ。
※週刊ゴルフダイジェスト2026年8月11日号「バック9」より
