アマチュア時代から未来のスター候補として注目を集めてきたマイケル・ソービヨンセンが、ミシガン州デトロイトGCで開催されたロケットクラシックで念願の初優勝を飾った。一時トップに6人がひしめく混戦を、終盤の5ホールで3バーディを奪ったソービヨンセンが制覇。昨年日本で開催されたベイカレントクラシック以来の優勝を目指したザンダー・シェウフェレに2打差をつけ勝ち切った。
画像: ロケットクラシックで初優勝を挙げたマイケル・ソービヨンセン

ロケットクラシックで初優勝を挙げたマイケル・ソービヨンセン

「正直昨日のラウンドを終えた時点ではいつもと変わらない1週間だな、と思っていました」と新チャンピオン。

7位タイの好位置につけてはいたが「これまで何度も優勝を狙える位置で戦いながら勝ち切れていませんでしたから」と優勝を狙うというよりは「またダメかも」という気持ちの方が大きかった。

だが最終ラウンドをスタートすると自分のプレーの質がいつもより「格段に良かった」ことに気づいた。ティーショットはほぼフェアウェイを捉えパーオンを逃したのは1ホールだけ。

14番のバーディで混戦を抜け出すと15番パー3でティーショットをピンそば2メートルに寄せて連続バーディ。2打リードで迎えた最終ホールでは7.5メートルのフックラインを読み切りジャストタッチでバーディを決め力強く拳を握りしめた。

2年前ユニバーシティランキング1位の資格でスタンフォード大卒業直後にPGAツアーに参戦。デビュー以来2位が2回、3位が2回、トップ10が10回と度々優勝争いを賑わしてきたが期待に反し優勝は遠く「本当にいつか勝てる日が来るのだろうか?」と悩んだ時期もある。

しかしコリン・モリカワのキャディだったJ.J.ヤコバックとちょうど1年前のこの試合で初タッグを組み4位タイに入ってから何かが変わった。以来2人は「世界最高の選手になるためには何が必要か」を模索しながら信頼関係を築き目標を1つに二人三脚で駆け抜けてきた。

何かが変わっても結果はすぐには変わらなかった。今年はここまでポイントランク69位とプレーオフ進出の当落線上。だが残り2試合となったレギュラーシーズン終盤で最高の結果を出し31ランクアップの38位に浮上。上位50人のみが出場できるプレーオフ第2戦の切符までは確保した。さらに来年はマスターズにも出場できる。

期待値からすれば65試合目の初Vは少し遅いような気もするがまだ24歳。今後ソービヨンセンがどんな風に化けるか大いに見ものだ。

また最終日に魅せたのが松山英樹。10番スタートの裏街道ながら持ち前のショットとアプローチが冴え、前半後半3つずつバーディを奪って6アンダー64をマーク。通算13アンダーまで伸ばし前日の40位タイから一気に5位タイまで順位を上げる堂々のフィニッシュ。ポイントランクも2つ上げて24位に浮上した。

そのほかの日本勢はこの日2つ伸ばした中島啓太が通算10アンダー、20位タイ。久常涼は50位タイで4日間の競技を終えた。

写真/Getty Images

【動画】初Vソービヨンセンのロケットクラシック最終日ハイライトをチェック【PGAツアー公式YouTube】

画像: Michael Thorbjornsen gets FIRST TOUR WIN with 7-under 63! | Round 4 | Rocket Classic | 2026 www.youtube.com

Michael Thorbjornsen gets FIRST TOUR WIN with 7-under 63! | Round 4 | Rocket Classic | 2026

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