ブライソン・デシャンボーのライ改善やスコッティ・シェフラーのTIO(一時的な動かせない障害物)救済など、ルールに泣かされたり安堵したり悲喜こもごもあった全英オープン。今度は全米ジュニアアマチュア選手権でルール違反による失格者が出た。
画像: ルール問題が起きた全米ジュニアアマ(写真/USGA)

ルール問題が起きた全米ジュニアアマ(写真/USGA)

2罰打が物議を呼んだデシャンボーの件に続き、最終日にはシェフラーがギャラリースタンドに打ち込んだボールが見つからなかったにもかかわらず無罰で救済を受けた。シェフラーは「誇れることではない」と語ったが、本人は安堵した表情だった。

こうした事柄はプロの世界だけではない。7月20日に行われた全米ジュニアアマ(USGA主催大会)の初日に、ヤーデージブックに記載された、ローカルルールで禁止されているグリーンリーディングマップ(グリーンブック)を使用をしたとして今秋に高校3年に進学するジェームズ・ネーグルが失格となった。

本人はそれがルール違反だとは知らず、同伴競技者から「禁止されているのでは?」と指摘され競技委員に申告したのだが「そのままラウンドを続けるように」と言われたようでプレーを続行。ところがホールアウトすると「ローカルルールひな型G-12」に違反したとして失格を告げられた。

G-12は、R&AとUSGAが「グリーンの読みがパッティングにおける不可欠な要素であり続けるため」に採用された規約で「ラウンド中、プレーヤーは、パッティンググリーンから行われるストロークのためのプレーの線を読む支援とするために、いかなる手書きの資料、コピーされた資料、電子的なまたはデジタルの資料も使用してはならない」というもの。ただこのルールはAJGA(全米ジュニアゴルフ協会)の大会や大学のトーナメントでは採用されていなかった。

ちなみにPGAツアーはG-12ではなく「ラウンド中、プレーヤーは委員会が承認したヤーデージブックだけを使用することができる」G-11を採用。グリーンマップや手書きのメモに制限を設けている。

アマチュアも出場する競技によってしっかりルールブックを読んでいるのが重要だ。

※週刊ゴルフダイジェスト2026年8月18・25日号「バック9」より


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