「一人ひとりのプレーヤーに、ベストフィットのシャフトを。」を掲げ、1973年にカーボンシャフトの開発を始めた藤倉コンポジット。これまで「SPEEDER」、「Rombax」など革新的なシャフトを生み出し、プロのみならず多くのゴルファーに支持されてきた。
画像: VENTUS TR BLACK/RED

VENTUS TR BLACK/RED

アメリカ開発の
逆輸入シャフト

藤倉コンポジットは1990年代半ばにアメリカに進出。そこで「PGAツアーで使用率ナンバー1を獲得する」という目標を掲げて研究を重ね、プロからの要望をフィードバックして開発。2019年からツアーでプロモーションをスタートしアメリカで開発、設計された逆輸入モデルが「ベンタス」だ。

「PGAツアーのトッププロがシャフトに求めたのは、ティーショットでのフェアウェイキープ率アップ、つまり振ってもヘッドが暴れないことでした」(飯田氏)

画像: 「VENTUS TR BLACK/RED」開発ストーリー。ツアーを無双するVENTUSの新しい「黒と赤」。共通するのはしなやかな振り心地【石井良介プロの試打インプレ付き】

飯田浩治氏/藤倉コンポジット株式会社 ACP事業部 営業部 プロモーションチーム リーダー

それを実現させたのが「VeloCoreテクノロジー」と呼ばれるマルチバイアス構造。フルレングスに使用された超高弾性70tカーボンと高弾性カーボンから構成され、オフセンター時のヘッドのねじれを抑制、優れたボールコントロール性能を発揮。さらに、シャフト先端の高い曲げ剛性がボール初速の最大化を生み出すという。

そしてツアーからのフィードバックとモーションキャプチャテストを徹底的に経て再設計されたのが「TR」。「Tour Rated (ツアーレイテッド)」の略でツアープレーヤーから高い評価を受けたツアー規格モデルを意味する。2代目となる今作は高弾性素材をさらにアップグレードした「Velo Core Plusテクノロジー」により、より剛性を高め、さらなる安定性とボールスピードの向上を実現し、全体的にしなやかにしなるようになっているという。先に発売された中元調子の「BLUE」に加え、今回、先中調子の「RED」、元調子の「BLACK」が加わりシリーズが完成した。

画像: Velo Core Plus

Velo Core Plus

「今回の『TR』はボールがフェースに乗っている時間が長く感じやすいタイプのシャフトだと思います。どこが極端にしなって戻るというよりは、全体がしなっている雰囲気がちゃんとあってクセがないので、色にこだわらず振っていただきたいですね。元々青を使っていたけど『意外と赤がいいじゃん』『黒も打てるね』という方もいると思います。特に赤は従来のような先が走るだけの感じではないので『先調子っぽいのが嫌だな』と思っている方にこそ打ってみてほしいです」(飯田氏)

VENTUS TR BLACK/RED
試打インプレッション

このシャフトを、YouTube・しだるTVでお馴染みの試打職人こと石井良介プロが試打。試打スペックは、VENTUS TR BLACK(6S)・VENTUS TR RED(6S)×テーラーメイド Qi4D(10.5度)。

画像: VENTUS TR BLACK/REDを試打する石井良介プロ

VENTUS TR BLACK/REDを試打する石井良介プロ

全力で叩ける「黒」
球をつかまえて前に押し込む「赤」

「『ベンタスブラック』といえば、海外のトッププロをはじめとするパワーヒッターが使用するシャフトですよね。

今回打ったのは『TR』のブラックで6S。手元にずっしりとした重みとしっかり感を感じます。でもガチガチで手強いかと思いきや、ちゃんとシャフトのしなりや挙動を感じられるんです。

放たれた球はまさに弾丸ライナー! 歴代ブラックと比べても、イヤな張り感やピンピンした過敏な硬さがなく、『これなら僕でも使えるかも』と素直に思えました。

最大の特徴は、シャフトが余計なことをしないこと。パワーヒッターが全力で振っても絶対に暴れず、自分の意思と力を100%受け止めてくれます。ドローもフェードも思いのままですが、むしろプレーヤー側に『こういう球を打つんだ』という明確な意思が求められます。ガチガチだと食わず嫌いせずに、適正スペックで試してほしいですね。思わず叩きたくなる頼もしい相棒です。」(石井プロ)

画像: VENTUS TR BLACK

VENTUS TR BLACK

◎VENTUS TR BLACK
試打2球のデータ

①HS●44.1m/s 初速●65.4m/s 打ち出し角●11.9度 スピン量●2590rpm ミート率●1.48 キャリー●239.0Y トータル●265.0Y
②HS●45.4m/s 初速●68.0m/s 打ち出し角●10.3度 スピン量●2640rpm ミート率●1.5 キャリー●247.5Y トータル●275.4Y

続いて『TRレッド』。僕自身、前作の『24ベンタス赤』を愛用していたので打つ前から楽しみにしていました。ベンタスの赤=『走る』イメージを持つ方も多いと思いますが、実際に打ってみて思わず声が出ました。『この弾き感、ヤバい!』。

インパクトの感触が完璧なんです。『スピーダー』のように上に高く上がるのではなく、スピンを適度に抑えて前へ力強く飛んでいきます。中高弾道で初速がとにかく速い!

走っているスピード感はあるのに、動く幅がキュッと引き締まっていて、上級者や叩ける人が使って初めてその絶妙な動きを感じられる仕上がりです。思い切り叩きにいっても全く当たり負けせず、ボールをグッと力強く押し込める感覚があります。

『24ベンタス赤』よりも手元の剛性が上がっているので、前作が軟らかいと感じていた人にはこの『TR』の赤がドンピシャのはず。安定してつかまり、強い球で真っすぐ飛ばせます。

画像: VENTUS TR RED

VENTUS TR RED

◎VENTUS TR RED
試打2球のデータ

①HS●44.2m/s 初速●65.5m/s 打ち出し角●13.0度 スピン量●2470rpm ミート率●1.48 キャリー●242.2Y トータル●266.6Y
②HS●44.5m/s 初速●66.5m/s 打ち出し角●12.6度 スピン量●2500rpm ミート率●1.5 キャリー●246.0Y トータル●270.5Y

自分の意思で球を操り、パワーをぶつけたいなら『TRブラック』。当たり負けしない強い弾きで、安定して前へ飛ばしたいなら『TRレッド』。どちらも間違いなく皆さんの強力な武器になります」

フジクラ「VENTUS TR BLACK/RED」試打動画はこちらから

画像: 【藤倉コンポジット編】ゴルフダイジェスト特別企画 石井良介が真夏の新シャフト一気打ち! youtu.be

【藤倉コンポジット編】ゴルフダイジェスト特別企画 石井良介が真夏の新シャフト一気打ち!

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PHOTO/Takanori Miki、Tomoya Nomura
THANKS/上総モナークCC Tee-up Lab


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