今回ピックアップするのはルーキーの古瀬幸一朗選手。香川県出身で東北福祉大を経て今年がルーキーイヤーとなります。ジュニア時代から頭角を表し、2025年の東北福祉在学時には関東学生、日本学生、さらには日本オープンのローアマにも輝いています。持ち味は精度の高いショット。プロとして戦い始めて半年、今の心境を聞きました。
画像: Koichiro Furuse 2003年生まれ、香川県出身。東北福祉大学卒業後、2025年にツアープロ転向

Koichiro Furuse 2003年生まれ、香川県出身。東北福祉大学卒業後、2025年にツアープロ転向

GD ゴルフを始めたのは何歳の頃ですか?

古瀬 競技とか試合に出るようになったのは小学校の1年生なんですけど、初めてゴルフクラブを握ったのは3歳になるかならないかくらいだと聞いています。

GD きっかけは家族ですか?

古瀬 そうですね。家族がみんなゴルフをしていたので。

GD 高校はゴルフが強くて有名な香川西(現・四国学院大学香川西高等学校)ですが、小学校、中学校ではゴルフは?

古瀬 小学校も中学校も地元の学校でゴルフ部というのはなかったので、個人でやっていました。週に1回、2回練習して、週に1回ラウンドしてというゴルフが好きなアマチュアのおじさんと同じような感じでゴルフをやっていました。(笑)

GD その中でゴルフにのめり込んでいった理由ってありますか?

古瀬 幼少期の頃から飛んでいるものに興味があったんです。飛行機も大好きで。スポーツで言えばゴルフはもちろんですが野球も好きでしたし、とにかくボールが空を飛んでいる爽快感があったんだと思います。

GD でも野球じゃなくゴルフなのはより遠くに飛ばせるから?

古瀬 いや、デッドボールが怖かったので……。まあ、家族がゴルフをやっていたのは大きかったと思います。

GD 香川西に進んだのは完全にゴルフのためですよね?

古瀬 はい。ゴルフのために入学して、部活としてゴルフ漬けの日々をおくったのは高校に入ってからが初めてでした。僕のゴルフ人生の中では本当に転機になった3年間でした。

GD その高校での戦績を教えてください。

古瀬 四国ジュニアと春高予選と秋の新人戦、全部獲ることができました。1年生の夏の時なんかはビリから4番目くらいだったので、その後の県ジュニアだったと思うんですけど、それなんかビリだったんです。その時はどうしようかなって本当に悩んだんですけど、そこから猛練習したら、その冬の春高予選で優勝したんです。

GD それはすごいですね(笑)。大学は東北福祉に進学されていますが、その選択の理由は何かありましたか。

古瀬 高校3年の時に大学を決めていかなければいけないタイミングだったんですが、その頃はまだ無知で僕なんかが福祉に入れるのかなと思っていました。色んな面でピンときていない感じで、本格的に考え出したのは高校3年の時の日本ジュニアに出た頃で、それが初めての日本ジュニアだったんです。全国大会自体が初めてで、どれくらいできるんだろうって思っていたら確か5位くらいだったと思うんですが、意外とやれたなと思って。それで福祉さんからもお声がけいただいていたので、本格的に考え始めて学校にも見学に行かせてもらいました。

GD プロになることを決断したタイミングは?

古瀬 高校に入るときだったと思います。どこに自信があったのか全くわからないんですが(笑)。ちゃんとゴルフをするんだったらプロになりたいという目標はありました。

GD 改めて今年プロになって新たな道が始まりました。同世代の活躍も著しいですが、そのあたりはどのように捉えていますか?

古瀬 もちろん刺激にはなりますし、そうやって競い合ってみんなで成長できたらと思っています。でもプロの厳しい世界なので全員が全員、同じようにレギュラーで戦えるようになるのは簡単なことではないので、そこはみんなペースは違うと思うので、いつか全員がレギュラーツアーで戦えるようになるのが理想です。今年は前半戦を終えてリランキングは微妙な位置なので、良くも悪くも悔いが残らないように戦おうと思っています。そして将来的にはやっぱり松山(英樹)さんと同じ舞台に立ちたいと思っています

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今も拠点は香川県においている古瀬選手。自身のここまでのゴルフ人生を振り返っても、香川西で過ごした3年間は本当に大きかったと話すその背景に地元愛の強さがあるのかもしれません。昨年は日本学生だけでなく、日本オープンのローアマを堂々の29位で獲得するなど、その技術力はすでにプロでも十分通用するレベル。あとは環境に慣れることができれば、まだまだ後半戦も上位進出、優勝の可能性もあります。今後の古瀬選手のプレーにご注目ください。

文/出島正登

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