
Hikaru-Yuhara 愛知県出身の23歳。東北福祉大を経て今年がルーキーイヤー
GD ゴルフを始めたのは何歳ですか?
湯原 1歳だと聞いています。
GD もちろん記憶はないですよね。
湯原 はい(笑)。その頃にクラブを初めて持ったということだと思います。両親、特に父親がゴルフに熱心だったので、ある意味で自然にゴルフに触れられた感じだったんだと思います。
GD 愛知県出身で大学は東北福祉大ですよね。高校までは地元ですか?
湯原 はい。高校まで地元でした。ずっとジュニアゴルファーとして個人活動で、高校も名古屋の公立の学校なんですけど、そこにもゴルフ部はありませんでした。なので部活というか団体戦みたいなものに出たのも大学に入ってからです。
GD 東北福祉に進んだ理由を教えてください。
湯原 大学には行きたいと思っていました。なので地元の名古屋の大学がそれ以外かという感じで東北福祉に決めさせてもらいました。決め手というかゴルフを徹底的にやるにはこういう環境でできるのがいいのかなと思いました。
GD ゴルフでの推薦ということですね。高校時代の戦績はどうだったんですか?
湯原 そんなに目立ったものはなくて、ただ、マッチプレーの“全国マッチプレー”というのがあって、それは勝つことができました。
GD プロになろうと思い始めたのはいつ頃なんですか?
湯原 そうですね。始めた頃というか、最初の頃からプロゴルファーになりたいと思ってゴルフをやっていたと思います。漠然とというと変ですけど、なるものだと思っていたところはあると思います。
GD 大学に入る以前は師匠というか、教えてもらっていた方はいるんですか?
湯原 ジュニア時代に夏のサマースクールみたいな感じでヤマハさんの合宿があって、その時に指導してもらった静岡の難波健太朗さんという方に高校まで指導してもらいました。小学校の3年くらいだったと思います。
GD 憧れていたプロゴルファーとかはいたんですか?
湯原 誰かに憧れてとかファンというのはないんですけど、昔から藤田寛之さんとかルーク・ドナルド選手なんかのプレースタイルに憧れて、好きでした。
GD ずいぶん渋い路線ですね(笑)。
湯原 渋いですよね(笑)。でも、飛距離とかでどかーんというゴルフではなくて、ちょっとテクニシャン的な技を駆使するスタイルが好きですね。
GD 今年は同世代の選手の当たり年というか、同い年の選手の活躍が著しいですが、そのあたりの刺激はありますか?
湯原 それはあります! 今年は本当にみんなQTの成績が良くて、自分も含めてですが、こんなにみんなでファイナルまで行けると思ってはいませんでしたし、こうやってプロの舞台で一緒に戦えているのは本当に刺激になります。
GD 前半戦を終えてここまでどのような感触を持っていますか?
湯原 最初のほうは意外と空気感とかでダメだったという感想は持っていなくて、それでも結果がなかなかついてこないところに焦りも正直持っています。その影響なのか、パッティングでイップスが再発しそうになってしまって、6月頃から長尺を取り入れて、パッティングに関しては徐々にですがいい感じにはなっています。そういう状況も含めて少しずつは良くなっているのかなと感じています。
GD 今後の目標というかどういうプレーヤーを目指していきたいですか?
湯原 今は飛距離が出るタイプではないんですが、この先はどんどんパワーゲームになっていくと思うので、そこも克服していかなければならないなと。そのための体づくりも必要ですし、オールラウンダーなプレーヤーになりたいと思っています。
GD 最後に何回も聞かれていると思いますが湯原信光プロとは関係ないですよね?
湯原 はい! 全く関係ありません(笑)。めちゃくちゃ聞かれます。この字面を見て逆に関係ないというほうがおかしいですよね(笑)。でも残念ながら関係ないんです。
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プレースタイルに関してだけではなく、性格的にも大人しいイメージで、どちらかというと喜怒哀楽を表面には出さないタイプの湯原選手。ただ、内に秘めているゴルフへの思いが熱く、群雄割拠な同世代なだけに、その彼らに負けたくない気持ちも人一倍持っている。シュールなゲーム運びが持ち味の湯原選手。プロという水に慣れてくれば、今以上に自分の持ち味を発揮できるはず。今後の活躍に期待したいルーキーです。
文/出島正登


