仲村果乃「5番のパーパットが入って流れに乗れた」
通算3アンダーで首位と2打差の4位タイでフィニッシュした仲村果乃は、前半は6番で初めてのバーディを奪うと、8番、9番で連続バーディを奪取し「33」で折り返した。後半は出だしの10番でバーディを取るものの、続く11番と18番でボギーを打ってしまい、4バーディ・2ボギーの「70」という内容。
今シーズンはベスト10入りが5回と安定している仲村果乃
途中から雨が降る場面もあり、「元々重たい(洋芝の)芝質なので、余計に重く感じました」という、昨日とは異なる表情を見せたグリーンコンデションながらも、「今日はパッティングが良かったのでいいスコアにつながった」と見事に攻略した。
加えて、「5番ホールで長いパーパットが入ってくれてから流れに乗れました。そこからは自信を持って(パットを)打てていました」とリズムに乗れた。
さらに好調なパット以外にも要因があった。それは昨年に予選落ちを喫している舞台だからこそ、「狙い目が難しく、木が邪魔になっているので、そこを気を付けています」と冷静なコースマネジメントも功を奏した。
昨年の「樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント」以来の優勝が懸かる最終日。今シーズンはプレーオフで敗れた「ヤマハレディースオープン葛城」で2位タイ、伸ばし合いの展開となった「明治安田レディスゴルフトーナメント」は3位タイと、惜しくも優勝を逃している。
最終日は首位と3打差に13人がひしめく団子状態での優勝争い。「あんまり得意ではないですね」と話しながらも、「楽しくゲームをしている感じです」と2勝目を目指し、自然体で挑む。
永井花奈「少しのミスも許されない経験が生きている」
「AIG女子オープン」から直行で参戦している永井花奈は、速いグリーン、洋芝というタフなセッティングに加えて強風が吹きながらも、3バーディ・2ボギーの「71」にまとめた。
「シビアなジャッジというか少しのミスも許されない状況でプレーしていたので、それがロースコアの展開で活かされていると思います」と初の海外メジャー経験が後押しした。
昨日と比較して「グリーンが速くて、ピンポジションも難しかったです」と分析しながら、「ロースコアの展開になっているので、とにかくパーオン率を意識してプレーしています」と堅実なマネジメントを心がけた。

初の海外メジャーから得た経験は今大会に生きていた
さらに途中に降りしきった雨によって、「ラフに入れると重かったので、昨日より大変だった」とタフなコンデションを振り返りながらも、「バーディチャンスが多かったし、ショットの調子も良かったです」と要所を締めた。
今日の時点でメルセデス・ランキングは5位。そして「ミネベアミツミレディス」で9年ぶりの優勝を果たすなど、充実したシーズンを過ごしている。
今シーズン2勝目が懸かる最終日に向けて、「ラフにいれると大変なので、ティーショットでしっかりフェアウェイに置きたい」と力強く意気込みを語った。
写真/岡沢裕行

