米女子ツアーの戦いも、5試合あるメジャーをすべて終え、あとは年間女王争いが佳境を迎えていきます。15名が参戦している日本勢の戦いぶりを占うため、米女子ツアーの主要スタッツの“日本勢最高位”を調べてみました。

原英莉花はルーキーランクで、山下美夢有はスクランブリングで1位

ゴルフの華といえばやはり遠くに飛ばすドライバーショットですが、ドライバー平均飛距離部門で日本勢最高位に位置しているのが原英莉花選手(24位)です。その数字は271.59ヤードという見事なもの。原選手は現在ルーキーランキングでも1位。ルーキーイヤーで見事な存在感を見せています。

画像: 原英莉花(写真は25年伊藤園レディスゴルフトーナメント、撮影/大澤進二)

原英莉花(写真は25年伊藤園レディスゴルフトーナメント、撮影/大澤進二)

フェアウェイキープ率では山下美夢有選手が堂々の3位。その数字は8割に迫る脅威の79.73%で、圧倒的な正確性が、今季1勝、ポイントランク4位の成績を支えていることがわかります。

ショットの指標であり、成績との相関も強い指標がパーオン率。この指標でトップなのも原選手(17位、70.72%)。そのすぐ下の18位には山下選手がつけています。

画像: 山下美夢有(写真は25年北海道meijiカップ、撮影/岡沢裕行)

山下美夢有(写真は25年北海道meijiカップ、撮影/岡沢裕行)

ショートゲームの重要指標であるスクランブリング。パーオンを逃したホールでパーかそれより良いスコアでホールアウトした確率を示す指標ですが、そのツアー全体1位が山下選手。その確率は実に68.67%の高確率。グリーンを外しても2/3以上の確率でパーセーブ(パー以上)に成功していることがわかります。ちなみに、この指標の2位はポイントランク1位のネリー・コルダ。勝みなみ選手も7位とトップ10圏内につけています。

パット巧者の勝みなみはバンカーでも強し

スコアを守る上で重要な指標といえばサンドセーブ率。この指標でも7位につけているのが勝選手。ここまで92回バンカーにつかまり、そこから52回サンドセーブに成功しています。ちなみに、この「サンドセーブ回数52回」はツアー全体で1位です。

画像: 勝みなみ(写真は26年明治安田レディスゴルフトーナメント、撮影/大澤進二)

勝みなみ(写真は26年明治安田レディスゴルフトーナメント、撮影/大澤進二)

さらに、ラウンドごとのパット数を見ると、勝選手が28.35と全体2位。パットの名手として知られていますが、その腕前は数値にも表れています。現在ポイントランクは23位。米女子ツアー未勝利の選手のなかでも最強格と言っていい実力は、スタッツにも表れています。

他にもパッティングというと、パッティングのスコアへの貢献度を示す「SGパッティング」で山下選手が1位です。

このように、各部門で日本勢が活躍していることがわかります。残りのシーズン、ひとつでも多くの勝利が見たいですね!


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