藤田寛之が教える、ミスなく寄せられる「ヒールを浮かせて打つ」アプローチ法を、シングルハンディの腕前を持つイラストレーターの野村タケオが実際に試してみた!

「ヒール浮かせ」アプローチ4つのメリット

みなさんこんにちは。ゴルフバカイラストレーターの野村タケオです。当たり前ですが、プロってアプローチ上手いですよね~。その中でも達人と呼ばれるのが藤田寛之プロ。その藤田プロが週刊ゴルフダイジェスト8/15・25合併号で“「ヒール浮かせ」アプローチならミスなく寄せられる”という記事で解説をしてくれています。そんなアプローチが本当にあるのなら、やってみたい! ということで、早速コースで試してみました。

画像: 週刊ゴルフダイジェスト2026年8月15・25日合併号で特集されていた、藤田寛之プロが教える「ヒールを浮かせて打つアプローチ」を実践!

週刊ゴルフダイジェスト2026年8月15・25日合併号で特集されていた、藤田寛之プロが教える「ヒールを浮かせて打つアプローチ」を実践!

この「ヒール浮かせ」アプローチというのは、藤田プロがアメリカで戦っている時に多用していた打ち方だということです。アメリカの地面は硬くバウンスが邪魔になることが多いので、バウンスを使わないこの打ち方を覚えたとのこと。

この打ち方のいいところは、まずバウンスを使わないのでソールが弾かれることがないこと。2つ目がインパクトゾーンが長くなり安定すること。3つ目が出球が柔らかく、死に球になること。そして4つ目がスピン量のばらつきがないこと。インパクトが安定して、ランが出にくいというのがこの打ち方のメリットということなんです。

逆にデメリットとしてはボールが飛ばないのでショートしやすいということと、振り幅をあまり大きくできないということがあります。ですから、全部のアプローチでこの打ち方をするわけではなく、他の打ち方とシチュエーションによって使い分けるというのがいいようですね。

「ヒール浮かせ」アプローチの打ち方ですが、まず大事なのは構え方。ヒールを浮かせるために通常の構え方よりもボールに近づいて立つこと。パターのように構えるといいようです。そうすることで、自然とヒールが浮き、アップライトに構えられるんですね。

画像: (左)普通のアプローチのアドレス(右)ヒール浮かせアプローチのアドレス。ボールに近づき、パターのように構える

(左)普通のアプローチのアドレス(右)ヒール浮かせアプローチのアドレス。ボールに近づき、パターのように構える

この時、フェースの向きやボールの位置などにセオリーはないそうです。どういう球を打ちたいか? ということにより、フェースを開いたり、ボールの位置を変えたりするといいそうです。

打ち方はパットの時と同じように腕の五角形を崩さないように打つのがいいようです。手先や手首は使わず、真っすぐ引いて真っすぐ下ろすように打ち、上からでなく払い打つといいそうです。トウ側のソールを滑らせるようにするのがコツなのだとか。藤田プロはヘッドの軌道はV字型ではなくU字型のようにインパクトゾーンが長くなるイメージを持っているそうです。

画像: パットを打つ時のように腕の五角形を崩さないように打つ。手先や手首は使わない

パットを打つ時のように腕の五角形を崩さないように打つ。手先や手首は使わない

実際にやってみると……

早速打ってみました。腕の五角形を意識して、パットのようにストレートに振るイメージです。ヒールを浮かせているのでフェースのトウ側にボールが当たりますね。地面への接地面積が少なくなるので、突っかかるようなことがありません。

インパクトでは少し芯を外れるので、出球の勢いは確かに弱くなります。スピンはある程度かかるので、ランはあまり多く出ない感じですね。

確かにこの打ち方だとストロークはシンプルだし、ダフる心配も少ないので、大きなミスにはならなそうだと思いました。出球が強くないので、インパクトで緩むことなくしっかり振れるというところもいいですね。ただ、あまり長い距離は打てないです。藤田プロは30ヤードくらいまでと言っていますが、僕的には20ヤードちょいくらいまでで、それ以上の距離を打とうとすると振り幅が大きくなってしまいミスが多くなりそうだと感じました。

「ヒール浮かせ」アプローチはこのようにシンプルで簡単な打ち方ですが、それでもやはり練習は必要だと藤田プロは言っています。その練習方法は両わきにタオルを挟んだまま打つというもの。「ヒール浮かせ」アプローチはクラブと体の同調がとても大事なので、この練習がとてもいいということなんですね。

画像: 両わきにタオルを挟んで打つという練習をすれば、クラブと体の同調を感じられる

両わきにタオルを挟んで打つという練習をすれば、クラブと体の同調を感じられる

やってみましたが、確かにこれは手だけで打つことができないので、腕とクラブが一体化する感覚がわかります。フォローまでタオルを落とさないようにストロークできれば、インパクトが安定しますね。この練習をしておいて、本番でも両わきにタオルが挟まっていると思いながらアプローチするといいかもしれません。

今回、藤田寛之プロがおすすめする「ヒール浮かせ」アプローチを試しましたが、これはアマチュアにはかなり武器になりそうだと感じました。もちろん練習は必要ですが、ミスの幅がかなり狭くなる打ち方なのでスコアに直結しそうな感じがします。皆さんもぜひ試してみてください。

この記事には他にも距離感の出し方などの解説がありますので、気になる方はぜひ読んでみてくださいね。

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