この時期日本列島は台風の通り道。三日と明けず台風のたまごが南海上で発生し北上している。アメリカも然り。多くの地域で嵐が発生し、ツアー会場でも雷雲接近によりしばしば競技が中断されている。そんななかある男性がゴルフ場での衝撃的な落雷事故の動画をアップ。Fox Newsなどがそのシーンを紹介し話題になっている。
画像: 自然の中でプレーするゴルフだからこそ落雷事故の危険も(写真はイメージ)

自然の中でプレーするゴルフだからこそ落雷事故の危険も(写真はイメージ)

8月7日シンシナティのペブルクリークGCでクリス・スキアヴォーネ氏が激しい雷雨のなか、同伴競技者とともに急いで避難する最中、落雷に遭う瞬間を撮影した。

【動画】クリス・スキアヴォーネ氏本人が投稿した落雷事故の瞬間

インスタグラムに投稿されたその衝撃的な動画では腕に雷が落ちた様子が見てとれる。地面に倒れた彼はその痛みを「極めて恐ろしい」と表現。「一時的に聴覚と身体の感覚を失い腕が痺れた」という。

幸い命に別状はなかったが受診した病院で「(助かったのは)100万分の1の確率だといわれています。信じられないほど幸運でした」と綴り「落雷は決して甘く見てはいけません」とコメントを添えた。

動画に映っている傘は雨からゴルフバッグを守るためだったとコメント欄で多くの人に説明したスキアヴォーネ氏。

これに対し気象予報士のマット・デヴィット氏は「雷鳴が轟くなか傘をさす、さらに木の下に立つのは無謀な行為」と指摘。「そして何より無謀だったのはコース上にとどまっていたことです」と注意喚起。

デヴィット氏は以前ゴルフ場での落雷の危険性に対する認識が不足していることを知り、その理由として「落雷を受けた人の実際の映像が存在しないからだ」と分析していたが、こうして落雷の映像が投稿されたことが1つの「大きな教訓になる」とXに投稿した。

クラブや傘を持ったまま木の下で雨宿りするのは、やってはいけない危険な行為。ゴルフカートの近くに立つのもNG。すぐにクラブを置いてクラブハウスや頑丈な建物、車のなかに避難するのが正解だ。気象庁の雷ナウキャストを参考に雷雲の状況を確認した方が良い。

古くはリー・トレビノが落雷に遭遇。九死に一生を得たが脊椎を損傷した。また南アのレティーフ・グーセンは落雷で重傷を負い片方の耳の聴力を失った。

雷が発生しやすいこの季節、人ごとだと思わず事前に避難場所を確認。雷が近づいたら冷静に行動し自分の命を守りたい。


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