ビギナーを脱したゴルファーの前に立ちはだかるのがスコア100の壁……いわゆる“100切り”を達成するために大切なポイントとは? 今回は「練習量」をテーマに、東京・札幌でレッスンをしているゴルフインストラクター・後藤悠斗プロに解説してもらおう。
画像: ゴルフインストラクター・後藤悠斗プロ

ゴルフインストラクター・後藤悠斗プロ

100切りを目指している視点で気になることは、「練習量」だ。練習場、いわゆる打ちっぱなしで、何球、どれくらい打てばいいのか。結論から言うと、球数に関しては「何球でもいい」というのが答えだと後藤プロ。ただし「より効率的に上達したい」という視点で考えるなら「一回あたりの球数は少なくて良いので、間を作らず練習したほうが良いですね」という。

「一週間に打つ球の数が同じなら分けたほうが絶対に効果的ですね。例えば週一で300球打つより、週六で50球ずつ打つほうがいい。100切りを目指すレベルの場合、クラブを触っていない時間が長くなればなるほど下手になっていく可能性があるんです。なので、一度の練習時間は短くてもいいので、できるだけ毎日クラブに触れるのが理想的です」(後藤、以下同)

画像: 週一で300球打つなら、週六で50球ずつ練習したほうが効果が出やすい

週一で300球打つなら、週六で50球ずつ練習したほうが効果が出やすい

しかし、社会人だとゴルフの練習に十分な時間を割けないことが多いだろう。だからこそ1回の練習での球数が多くなりがちだが「100切りを目指すレベルなら、少し意識を変えてみましょう」と後藤。

「例えば120切りを目指すレベルなら、まだ“クラブを振る”動きに慣れるという意味でも数をこなすことは大切です。でも100切りを目指すレベルなら、120切りを目指していたときより練習の質も上がっているはずなんです。なので、100切りを目指す人なら、“球数”というよりは、一球一球ちゃんと考えて丁寧に練習していくことを大事にしてもらいたいです」

むしろある程度スウィングが安定してきた段階でビギナーの頃のままの球数で練習を続けていくと、打ちすぎによってスウィングが崩れ、悪い癖がついてしまう場合もあるとのことだ。

また、球数にフォーカスした実戦的な練習として「25球で仕上げる練習がおすすめです」と後藤。

「ラウンド当日の朝練で打てる球数は、せいぜい1カゴぶんの20球か25球ですよね。だとすれば、“25球で仕上げる”練習をするといいと思います。もちろん時間があり、モチベーションが高い人ならそれ以上打っても問題はありませんよ」

「一度の練習で25球打てればいい」と聞くと、忙しい合間を縫って時間を作れそうな気がしてくるし、毎日続けられる自信が湧いてくる。しかし一方で悩みだすのは、「25球と限られた球数のなかで、どのクラブを重点的に練習するのか」ということだ。次回は優先して練習したいクラブをランキング形式で紹介する。

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