「日本ジュニアゴルフ選手権競技 Presented by Sky 女子15~17歳の部」初日が19日、埼玉県の久邇カントリークラブ 東・北コース(6533ヤード、パー72)で行われた。前週の国内ツアー「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」でベストアマ(17位タイ)を獲得した後藤あい(松蔭高3年)が、8バーディ、ノーボギーの「64」をマーク。8アンダーで単独首位発進を決めた。
画像: 日本ジュニア初日、8アンダーで単独トップに立った後藤あい

日本ジュニア初日、8アンダーで単独トップに立った後藤あい

前週の「NEC軽井沢72」では、並み居るプロを抑えてドライビングディスタンス部門1位(平均269.667ヤード)を記録し、300ヤード超のビッグドライブも見せた後藤。日本女子ゴルフ界トップクラスの飛ばし屋として知られるが、今大会の戦略は意外にも「ドライバーの封印」だった。狭く高麗グリーンが難しい難コースに対し、「飛んだほうが有利というわけではない」と、初日は「割り切って刻むことのほうが多かった」と、最大の武器である飛距離にこだわらず、徹底的なコースマネジメントに徹した。

11番パー4(353ヤード)では、この日最も短い番手となる3番ユーティリティを握った。「ドライバーで曲げたら大変なことになる」と徹底してリスクを排除し、安全にパーをセーブ。「はっきりと割り切って刻んだ」というマネジメントが、初日の完璧なノーボギーを支えた。

以前は「真っすぐ打たなければ」という思いが自分を苦しめていたというが、プロからの「飛ぶんだから曲がっても仕方ない」という助言で意識が変わった。

「ドライバーは曲がるもの。真っすぐ行ったらラッキー」とポジティブにとらえ、精神的な余裕が生まれた。たとえ曲がっても「アプローチとパターでリカバリーできる」という自信が生まれ、この日は難解な高麗グリーンで長いパットを次々と沈めてみせた。

昨年2位、一昨年6位。高校3年で迎える最後の日本ジュニアに向け、「意気込みすぎず、1打1打丁寧にやるだけ」と冷静に前を見すえる。規格外のパワーに「大人のマネジメント」を融合させた後藤が、悲願の日本タイトルへ向けて明日の第2ラウンドへ臨む。

日本ジュニア高校男子


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