明日(8月21日)から23日にかけて大箱根カントリークラブ(6657ヤード・パー72)で開催される国内女子ツアー「CAT Ladies 2026」。20日はプロアマが行われ、桑木志帆が報道陣の囲み取材に応じた。海外メジャー「AIG女子オープン」を制する快挙を達成してから臨む国内試合2戦目。調整具合やコンディション、周囲の反響、そして戦いへの意気込みを語った。

課題のパットを修正、我慢のゴルフで上位進出を狙う

画像: 先週の「NEC軽井沢72」で残った課題は“パッティング”(撮影/大澤進二)

先週の「NEC軽井沢72」で残った課題は“パッティング”(撮影/大澤進二)

冒頭の質問は体調やゴルフの感触に関してだが、どちらに対しても「悪くないです」と落ち着いた表情で答えた桑木。AIG女子オープン勝利直後に出場した先週の「NEC軽井沢72」は、42位タイでフィニッシュした。そこで課題となったパッティングについて「アドレスを見直しました。ボールの位置や手が近くになりすぎていたのを修正したら、いい感じになってきたかな」(桑木・以下同)と手応えを口にした。

コースの印象については「昨年よりインコースの距離が伸びているホールがあり、持つ番手も長くて難しさを感じる。アウトはスコアを伸ばせそうだが、インは最初から難しいホールが続く」と分析。それでも「過去の成績的にも相性は良いですし、いいイメージで回れている」と自信をのぞかせた。

AIG女子を制した小田亨キャディとの再タッグ

画像: プロアマ日、桑木は小田キャディに見守られながら、念入りにパッティングを確認していた

プロアマ日、桑木は小田キャディに見守られながら、念入りにパッティングを確認していた

AIG女子オープン制覇をともに果たした小田亨キャディとの再タッグについては、「一緒に勝利の喜びを分かち合えた。日本でも何勝も重ねられるよう頑張りたい」と意気込む。また「今日『勝った実感がない』と話したら、小田さんも『そうだよね』と笑っていた」と舞台裏も明かした。

多忙な日々も徐々に落ち着きを見せているが、プロアマ戦や前夜祭などで祝福の声掛けや写真撮影を求められる機会が多く、日常は戻ってきてない。特に印象に残っている現場は、テレビ番組「THE TIME」だと話す。

「スタジオでドライバーを打ったのですが、床がツルツルで滑りそうになり、それが新体験でした(笑)。司会の安住紳一郎さんに初めてお会いできて嬉しかったです。(いきなり賞金について聞かれたときは)“さすがだな”と思いました(笑)」

堅実な素顔と今大会への目標

画像: “ファッションリーダー”として、英国を沸かせた桑木

“ファッションリーダー”として、英国を沸かせた桑木

安住さんではないが、どうしても気になってしまうのが、獲得した賞金の使い道だ。

色鮮やかでド派手なゴルフウェア、長いまつげやネイルと、こだわりのある独自スタイルにギャラリーの注目を集め、“ファッションリーダー”として英国のギャラリーを魅了した桑木だから、きっと目をつけている品がたくさんあるはずだ。しかし、彼女の素顔は意外と堅実だった。

「いや、貯金が趣味なので、来年に向けて貯金します。(高額の賞金については)目の前で見ないと(その凄さが)わからないですね。あんまり物欲もないので、昔から貯金していました。口座に貯まっていくのを見るのが好きなんです」

今大会の戦い方についても、「伸ばし合いというよりは我慢してコツコツ進める展開になると思う。まずはボギーやダボを叩かないゴルフを徹底し、2日目で優勝を狙える位置につけて最終日を迎えたい」と着実にプレーを展開し上位争いに食い込む。初日は仲の良い佐久間朱莉、吉澤柚月と同組となり、「2人とも仲がよいので、すごく楽しみなペアリング」と笑顔を見せ、明日からの戦いに向けて表情を引き締めた。

一躍有名になっても、質実剛健な姿を見せた桑木志帆。20代前半にしてこの地に足の着いた姿勢が、海外メジャーを制することのできた理由なのかもしれない。(文/川野真美)


This article is a sponsored article by
''.