日本ジュニアゴルフ選手権競技 Presented by Sky(女子15~17歳の部)の第2ラウンドが20日、埼玉県の久邇CC東・北コース(6533ヤード・パー72)で行われた。1アンダーの49位タイからスタートした福田美来(滝川第二高2年)が、10バーディノーボギーの「62」で大会最少ストロークの新記録を達成。11アンダー4位へと急浮上し、首位と5打差の優勝戦線に名乗りを上げた。トップは16アンダーの後藤あい。初日8アンダーで2日目も「64」で回り、8つ伸ばした。
画像: 「62」のスコアカードを手に笑顔の福田美来

「62」のスコアカードを手に笑顔の福田美来

これまでの大会最少ストローク記録は、2023年に霞ヶ関カンツリー倶楽部 西コース(パー73)で中村心がマークした「64」(9アンダー)だったが、福田はこれを2打更新。同時に、最多アンダーパー記録も「9」から「10」へと塗り替えた。

インコースからスタートした福田は10番から5連続バーディを奪うと、16番でもスコアを伸ばし、ハーフ「30」(6アンダー)をマーク。これはハーフ9ホールの最少ストロークタイ記録でもある。後半のアウトコースでも勢いは衰えず、1番、3番、4番、7番でバーディを重ねて「32」(4アンダー)とし、「62」のスコアカードを完成させた。

前日は高麗グリーンに悩まされ、短い距離のパットを打ち切れずに4つのボギーを叩いていた。ラウンド後のパット練習を経て、この日は「強気にしっかり打ち切る」ことを徹底。その意識改革が結果につながった。

バーディパットの距離は、2メートル(10番)、3メートル(11番)、4メートル(12番)、13メートル(13番)、1メートル(14番)、1メートル(16番)、1.5メートル(1番)、2メートル(3番)、80センチ(4番)、7メートル(7番)。13番では、13メートルもの超ロングパットを直接沈めてみせた。

画像: スピードアップトレーニングでショットの精度が上がったという福田美来

スピードアップトレーニングでショットの精度が上がったという福田美来

5歳から父親の影響でゴルフを始め、現在は兵庫県の荒木豊コーチの指導のもとで技術を磨く。約1年前からは本格的にパーソナルジムでのトレーニングを開始。体幹を鍛え、切り返しからインパクトまでの動きのスピードアップに取り組んだ成果が、ドライバーの飛距離向上や最も練習を重ねる得意クラブの9番アイアンの精度向上につなげた。

滝川第二高の先輩には、前週の国内ツアー「NEC軽井沢72」でツアー3勝目を飾った安田祐香やメジャーチャンプの古江彩佳といった偉大なOGがいる。福田が目標に掲げるのは古江だ。「もの凄く飛ぶわけではないけれど、2打目をベタベタとピンに寄せるプレースタイル」を理想とする。

「日本ジュニアは毎年緊張して良いプレーができない印象だったので、今年は優勝を意識せず、良いスコアで回れたらいいなという気持ちで臨んでいる」と語る福田。来週に控える全国高校ゴルフ選手権の団体戦優勝を目標に据えつつ、明日の最終日は首位の後藤あいと5打差の好位置から、さらなる奇跡の再現を狙う。

日本ジュニア高校女子初日


This article is a sponsored article by
''.