8月22日(土)、群馬県の草津カントリークラブ(6690ヤード・パー72)で「~ジャンボ尾崎追悼大会~ ISPS HANDA 夏に爆発 どれだけバーディー取れるんだトーナメント」のサスペンデッドによる第2ラウンドの続きと第3ラウンドが行われた。この日の天候は曇り、気温25.3℃、南南東の風1.0m/sという気象条件。グリーンコンディションはスティンプメーター10 1/3フィート、ファームネス288と、連日のバーディ合戦を支える絶好のセッティングとなった。第3ラウンドは前日からの勢いそのままに、平本世中が通算26アンダーで単独首位をキープ。それを比嘉一貴、木下稜介らが追う展開となった。

「この3日間の評価は120点」 落ち着いたプレーで首位を走る平本世中

リーダーボードの最上段をキープしたのは平本世中。第3ラウンドは2イーグル・5バーディ・2ボギーの「65」でプレーし、通算26アンダーまでスコアを伸ばした。

この日は少しピンチが訪れる場面もあったが、「4日間あったら1、2回はあるような感じのが今日来た感じ」と冷静に振り返る。14番(パー3)ではティーショットが左の木に当たり、アプローチで寄せたものの2mほどのパーパットを決めきれずボギーとした。「ミスしたらボギーになっちゃうようなコースでもあるので、それは受け入れながらやっていました」と、スコアの伸ばし合いの中でも焦らず淡々とプレーを続けた。

ここまでの3日間の評価を「120点くらい」と語り、明日に向けていいゴルフができていると自信を見せる。「前半は意識しないで、後半いい位置にいれば意識しながらやって、その上で勝てたらもっと自信になるのかなと思います」と、自身のゴルフを貫いて初優勝を目指す。

画像: 平本世中(撮影/姉崎正)

平本世中(撮影/姉崎正)

「バーディがいい薬に」 圧巻の“63”で単独2位に浮上した比嘉一貴

通算24アンダーの単独2位に浮上し、首位を2打差で猛追するのがディフェンディングチャンピオンの比嘉一貴だ。第3ラウンドは怒涛のバーディラッシュを見せ、1イーグル・8バーディ・1ボギーの「63」というビッグスコアを叩き出した。

「パッティングがチャンスでしっかり決められていると思います」と語る通り、グリーン上での好調さがスコアに直結している。前日のサスペンデッド前には1番ホールで日没前で暗かったこともあり、ティーショットをダフるミスもあった比嘉。一時は圏外に落ちたかと思った場面もあったというが持ち前の修正力で立て直した。「コースにアップダウンがあるので体力的にもくる」と過酷なコンディションを明かすが、「バーディがいい薬になっているので、最後まで持ちましたね」と笑顔を見せた。

最終日に向けては「上とは2打差だけど、下とも差がない状態なので、あした誰がビッグスコアで来るのかわからないですから」と気を引き締め、「とにかく休んで回復した状態で臨みたいですね」と万全の態勢で逆転を狙う。

画像: 比嘉一貴(撮影/姉崎正)

比嘉一貴(撮影/姉崎正)

ジャンボ尾崎のアナウンスを胸に!攻めのゴルフで3位タイにつける木下稜介

通算23アンダーの3位タイにつけ、逆転優勝を射程圏内に捉えているのが木下稜介だ。第3ラウンドは1イーグル・6バーディの「64」をマークして上位争いに食い込んだ。

「頭も使うし、神経も使う。でも、やっていてスコアを伸ばせるのは楽しい」と、伸ばし合いの展開を存分に楽しんでいる様子だ。第3ラウンドでは同組だった河本力もスコアを伸ばしており、良い雰囲気の中で「リーダーボード見ながら積極的にバーディ狙いながらできました」とアグレッシブなプレーを貫いた。

大会の冠となっているジャンボ尾崎については、「全ホールバーディを取るもんだ!とアナウンスで言ってました。それを狙ってとらなければとれないし、今回はバーディもたくさん、イーグルも通算して3つとれているのであのアナウンスはどこか頭に入っているかもしれませんね」と、レジェンドの言葉に背中を押されていることを明かした。

最終日に向けて「明日も10アンダーくらいだしてくる選手はいっぱいいると思うので、僕もそれくらい出さないといけないと思いますから、攻めていきたいと思います」と力強く宣言し、さらなるバーディ量産を誓った。

画像: 木下稜介(撮影/姉崎正)

木下稜介(撮影/姉崎正)

前人未到のスコアが飛び交う「ISPS HANDA 夏に爆発 どれだけバーディー取れるんだトーナメント」。暫定首位の平本、2打差で追う比嘉、そして逆転を狙う木下らによる、異次元のバーディ合戦はどのような結末を迎えるのか。明日の最終日から目が離せない。


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