ラスト3ホールの連続バーディで劇的な逃げ切り
単独首位で最終日を迎えた杉浦は、プレッシャーのかかるサンデーバックナインでもスコアを伸ばした。
8組前のオースティン・ヒットが、最終日にボギーフリーの12アンダー「60」という猛チャージを見せ、通算28アンダーでホールアウトし、クラブハウスリーダーに。追う展開となった杉浦だったが、勝負どころの上がり3ホール(16番パー4、17番パー4、18番パー5)で見事な3連続バーディを奪取。最終ラウンドを7アンダー「65」でまとめ、通算29アンダー(259ストローク)で1打差の接戦を制した。
なお、同ツアーの歴史において、最終ラウンドの上がり3ホールで連続バーディを奪って優勝したのは、杉浦で20人目となる。
ツアー史上6位タイのロースコア記録。日本人3人目の勝者に
初日に自身初の18ホール自己ベストとなる「62(10アンダー)」を叩き出して首位に立った杉浦は、そのまま一度も首位を譲らず、自身初となる54ホールでの単独/共同首位からの完全優勝を果たした。
通算29アンダー(259)という優勝スコアは、コーン・フェリーツアーの歴史において、パーに対する72ホールのスコアとしては史上6番目タイとなる驚異的なロースコア記録である。
今季、昨年のQスクール(予選会)を29位タイで突破して出場権を獲得し、ルーキーイヤーとして参戦19戦目での初タイトル獲得。

19戦目でタイトルを獲得した杉浦悠太。ポイントランクは23位に上昇。PGAツアー昇格の20位を射程圏に捉えた
コーン・フェリーツアーにおける日本人選手の優勝は、今田竜二(2000年、2004年)、大西魁斗(2024年)に次ぐ史上3人目の快挙となった。
アマチュア時代の2023年「ダンロップフェニックス」で日本ツアー初優勝を飾り、プロ転向後も国内で実績を積んできた24歳が、PGAツアー昇格に向け、アメリカの地で最高のアピールを見せた。
写真/Getty Images
