神奈川県立横須賀工業高校のグリーンボランティア部が、アコーディア・ゴルフの施設で課外学習を実施した。
画像: 神奈川県立横須賀工業高校のグリーンボランティア部

神奈川県立横須賀工業高校のグリーンボランティア部

日本芝生文化大賞を受賞するなど、全国的に注目を浴びているグリーンボランティア部。昨年はニュー南総GCで芝刈り体験を行ったが、今年はグレンオークスCCとアコーディア・ゴルフの技術研究所を2日間かけて訪問した。

そもそもこのアコーディア・ゴルフ技術研究所とはどういった施設なのか、アコーディア・ゴルフ運営本部・コース管理部ゼネラルマネジャーの瀧口悟氏に聞いた。

「私たちは全国で172コースを運営していますが、それぞれ土壌も違えば環境も異なります。たとえ同じ芝種でもエリアによって育成方法は違います。そこで、この施設にそれぞれのゴルフ場の芝の情報を集約することで芝の効率的な育成や開発などもアライアンスしやすくなる狙いがあります。また、ゴルフ場で芝に関するなんらかのトラブルが発生した場合にも、対処・対策のノウハウを伝えたり情報を共有できるメリットがあります」

そんなゴルフ場運営の中枢とも言える施設で課外学習を実施。それには、ゴルフ場を未来永劫運営していくための若者への期待があった。

「芝生は草原と違い、人が手入れをして造った地面のことを言います。つまり、いくら自動化が進んでも結局は人の手が造り出すものです。ゴルフ場を運営するうえでやはり優秀な人材は欠かせません。そういった意味では、高校生のうちから芝に興味のある若者は本当に貴重な人材です。そんな若者へ出し惜しみすることなくたくさんの知識を教えたい。今回、研究所で課外学習を行うようにした経緯はそこにあります。参加した高校生たちが将来、弊社はおろかゴルフ関連の職に就かなかったとしても、芝に対する熱量さえ持ち続けていただけたら、それほどうれしいことはありません」(瀧口氏)

ゴルファーだけでなく、ゴルフ場を運営する側も高齢化の波は止まらない。そういった意味では芝に興味のある若者は将来的にも貴重な存在と言えるだろう。

※週刊ゴルフダイジェスト2026年9月15日号「バック9」より


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