
PGAツアーが公式Xで発表した声明
「2024年と25年にツアーのポリシーを知らずに自分の楽しみのために小さな金を賭けました。ただはっきりさせておきたいのは、賭けたのはPGAツアーやPGAツアーチャンピオンズ、そして自分が出場している試合ではないということです。ツアーの尊厳を意図して傷つけたものではなく、ミスを犯したということです」と声明を出している。
元々は八百長を防止するために作られたものだが、現在のインテグリティプログラムでは、PGAツアーに限らず、すべてのプロゴルフイベントやオリンピックを含めたトップアマの試合での賭け行為を禁止している。55歳のゴーゲルにすれば、PGAツアーが運営する試合でなければ問題がないと考えていたのだろうが、PGAツアーにすればどんな疑惑も生まれないようにすることと、選手のギャンブル依存症を防ぐ意味もあったのだろう。
このプログラムの罰則は5万ドルの罰金からツアー追放までと幅広い。来年2月22日までの6カ月間の出場停止処分は、ツアー側の真相究明に正直に協力していたゴーゲルに対しては重いという米メディアの見解もある。しかし、実質の試合数減少する11月から翌3月までオフと考えれば、それほど重いものではないのかもしれない。ゴーゲルは2002年のペブルビーチプロアマで1勝し、レギュラーツアーでは約460万ドル、シニアでも今季の約76万ドルを含めて、268万ドルを稼ぎ出している。賞金が高額化するなか、プロがゴルフのギャンブルでもうけようなんて一般人には理解し難いが……。
ちなみにこのプログラム、2023年にコーンフェリーツアーの2選手が、3カ月と6カ月の出場停止処分を受けている。
※週刊ゴルフダイジェスト2026年9月22日号「バック9」より
