週刊ゴルフダイジェスト誌上で連載されている、読者の悩みをプロが解決する企画「GOLF GYM」。同連載で特集されていた、アイアンの飛距離を安定させるための「重心移動の注意点」を、シングルハンディの腕前を持つイラストレーターの野村タケオが試してみた!

重心を左に移すタイミングが遅い

みなさんこんにちは。ゴルフバカイラストレーターの野村タケオです。パーオンさせるためにはアイアンショットの精度が欠かせません。左右の曲がり幅も大事ですが、やはり距離感が大事。しかしアイアンの飛距離ってなかなか安定しないんですよね。週刊ゴルフダイジェスト9/22号の連載「GOLF GYM」でアイアンの飛距離が安定しないというお悩み相談がありました。どうやったら飛距離が安定するのでしょうか? 気になるので試してみました。

画像: 読者の悩みをプロがマンツーマンで解決する企画「GOLF GYM」は週刊ゴルフダイジェストで連載中

読者の悩みをプロがマンツーマンで解決する企画「GOLF GYM」は週刊ゴルフダイジェストで連載中

「アイアンの飛距離が安定しません」というお悩みに答えてくれているのは加藤颯プロ。加藤プロによると飛距離が安定しない原因は重心移動のタイミングの問題だということです。重心を左に移すタイミングが遅く、トップまで上げてから下ろすという動きになっているということなんですね。上げる動きと下ろす動きがはっきり分かれすぎているということです。こうなると、どうしても左に乗るのが遅くなってしまいます。これは僕もかなり心当たりがありますね。どうしてもトップからエイっとクラブを下ろしてしまっているように感じます。

画像: トップまで上げてから下ろすという、上げる動きと下ろす動きがはっきり分かれてしまってはダメ

トップまで上げてから下ろすという、上げる動きと下ろす動きがはっきり分かれてしまってはダメ

そこで、大事なのはクラブを上げていく途中で左に乗るということ。左腕が水平に上がるくらいのタイミングでは、もう左に乗った方がいいそうです。こうすることでダウンスウィングの動きがスムーズになるということです。この時に大事なことは、テークバックの時に右股関節で右に腰がずれたり、持ち上がったりしないようにストップをかけるイメージで、右に乗り続けないこと。左に乗る動きは左足を踏み込むか、骨盤を目標方向に少しずらすイメージがいいようです。

画像: 左に乗る動きは左足を踏み込む動きや、骨盤を左にスライドさせるイメージで

左に乗る動きは左足を踏み込む動きや、骨盤を左にスライドさせるイメージで

「左に乗る」タイミングと感覚をつかめる練習ドリル

この感覚をつかむためのドリルが載っていたのでやってみました。まず両足を閉じてアドレスをして、そこから左足を左に踏み込んでボールを打つというものです。大事なことはテークバックが終わってから左に踏み込むのではなく、テークバックと同時くらいに左足を踏み込むこと。

画像: 両足を閉じた状態から左足を踏み込んでボールを打つ。テークバックと同時くらいに左足を踏み込む

両足を閉じた状態から左足を踏み込んでボールを打つ。テークバックと同時くらいに左足を踏み込む

やってみましたが、これはクラブを上げていく途中で左に乗るという感覚がよくわかりますね。クラブは上がっていっている途中で左に踏み込むので、今までの自分のスウィングの感覚とは全く違います。やはり今まではトップまで上がりきってからクラブを下ろしていたんだということがよく分かります。

一つ注意することは、早く左に乗ろうとするあまり、上体が突っ込んでしまうこと。そうなると、クラブが外から下りやすくなり、入射角も不必要に鋭角になりすぎてしまいます。僕はそうなりがちなので、これは注意が必要ですね。

画像: (左)左腰が上がってしまってはダメ(右)上体が突っ込んでしまってもダメ

(左)左腰が上がってしまってはダメ(右)上体が突っ込んでしまってもダメ

個人的には左足を踏み込むというイメージだと左に突っ込みやすいので、腰を左にずらすイメージの方がやりやすいです。これは試してみて、やりやすい方にすればいいと思います。

あとインパクトの時に左腰を持ち上げないことも大事だそうです。左腰を浮かすような動きにならないようにするには、左腰を後ろに引くようにするといいそうです。

このドリルをやってから、そのイメージでボールを打ってみましたが、今までよりも下半身でしっかりと引っ張りながらスウィングができているような感覚になりました。スウィングの流れが良くなり、スムーズにヘッドが走ってくれる感じがします。インパクトも厚くなり、しっかりと飛距離が出るようになりました。下半身を中心とした体を使ったスウィングができるようになるので、手打ちの人にもこの動きは効果がありそうです。

左に踏み込む動きができるようになると、右サイドの「ふところ」ができるようになるので、腕の下りる空間ができ、カット打ちの人にも良さそう。ただ、長いクラブになる程この動きで打つのは難しく感じたので、最初は短めのアイアンから練習するのがいいと思います。アイアンのインパクトや飛距離が安定しない人はぜひ一度試してみてください。

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