今回ピックアップするのは、2024年の『ダンロップフェニックストーナメントチャレンジ in ふくしま』でプロ初優勝を飾っている黒川逸輝選手。昨年はレギュラーツアーに参戦して苦しい経験を重ねたものの、「やはり上の舞台で戦い続けなければいけない」と強く感じたという。また、黒川選手は双子の弟・航輝選手と共にツアーで切磋琢磨し、成長していくことを夢見ています。
画像: Itsuki-Kurokawa 2000年生まれ。香川県出身の26歳。東北福祉大学卒業。黒川航輝は双子の弟

Itsuki-Kurokawa 2000年生まれ。香川県出身の26歳。東北福祉大学卒業。黒川航輝は双子の弟

GD ゴルフを始めたのは何歳ですか?

黒川 11歳の時です。小学校5年の終わりだったと思います。

GD きっかけは?

黒川 プロフィールなどには「タイガー・ウッズに憧れて」と書くことが多く、もちろんそれも本当なのですが、ちょうどその頃、何か熱中できるものを見つけようとしていたタイミングだったんです。それがたまたまゴルフだったというのが一番のきっかけでした。

GD 習い事的な感覚で何か没頭するものを探していたというわけですね。

黒川 そうですね。たまたま家の近くの練習場でジュニアスクールがあって、そこに行ったら楽しかったのを覚えています。もちろん子供ですから公園で野球とかサッカーとかやっていたんですけど、ちゃんと習い事みたいなことはやったことがなかったので、親からもそういうふうに勧められていたので。

GD それは弟の航輝選手も一緒に?

黒川 そうですね。

GD 香川県もあまり知られていませんがゴルフの環境はいいですからね。

黒川 はい。街からゴルフ場も近いですし、練習場も安くてジュニアにも良くしてくれる環境はあると思います。実際、ツアーに出ている選手の中にも香川出身のプロゴルファーは多いですからね。

GD 中学、高校と地元ですか?

黒川 はい。中学は地元の中学に普通に行って、高校は藤井学園寒川高校というところに進みました。

GD もちろんゴルフをやるためにですよね。

黒川 はい。今はゴルフ部がなくなっちゃったようですが、通っていたスクールで寒川高校の監督と出会って、そう言うきっかけもあり進学しました。ずっとゴルフを見てもらっていたので、師匠になる存在です。

GD 大学は強豪の東北福祉大学ですが、こちらは推薦ですか?

黒川 寒川高校の先輩に遠藤健太さんがいて、当時から憧れの目標だったんです。遠藤さんから「最高の環境だ」と教えてもらい、自分も行きたいと強く思いました。

GD 進学には実績も必要だったのでは?

黒川 そうなんです。高校時代は全くダメだったんですけど、高校3年の時に全国高校選手権の団体戦で優勝して、それで弟とキャプテン、副キャプテンとしてやっていたので、弟とともに声をかけてもらいました。

GD 大学の同期にはどのような選手がいますか?

黒川 米沢蓮、杉原大河、竹山昂成らですね。

GD ツアーで中心になっていく選手ですが、ご自身も昨年レギュラーツアーを経験されましたが、どのような手応えや課題を感じましたか?

黒川 そうですね。もちろん技術的なことで必要なこと、足らないことも色々と感じましたが、やっぱりゴルフをやる環境の違いは感じました。いい環境に身を置くことがレベルを上げるには必要なことで、そこで年間を通して戦えるようにならないとと感じましたね。

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今年はACNツアーに出られる試合数も限られているが、レギュラーツアーを経験したことでより高みを目指したい思いが強くなった。そこにいるだけで自分の基準が上がる。それが大事だと感じたという。今の時間を再びレギュラーツアーに行くためのいい準備期間だと、ポジティブに捉えることもできている。双子といえばそっくりなのは当たり前だが、黒川ツインズは本当によく似ていて見分けがつかないほど。女子では岩井姉妹が有名だが、彼女らの活躍に負けない活躍を男子ツアーでも巻き起こしてもらいたい。

文/出島正登
写真/姉崎正

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