「左に行かなきゃ御の字」!? 欲張らないルート選びの鉄則

不調すぎてドライバーを“封印”していたみやびさん。今回はナイスショットを連発!
実は収録日の前日もコンペに参加していたみやびさん。ドライバーに不調を感じ、今回のラウンドも心配だったようです。
「最近、急にドライバーが打てなくなる現象が起こっていて、昨日のコンペでも後半はヘッドカバーを付けたまま封印しちゃったんです(笑)! そんなことがあったばかりなので、今日は菊池さんにドライバーの打ち方を根本から教わりたいなと思っていました」(みやびさん)
不安を抱えつつ、いよいよラウンドがスタート。やってきたのは2番のパー5です。
菊池さんからの攻略アドバイスは、「グリーン手前にある池を意識して打つこと」と「約180ヤード地点にあるバンカーに注意すること」。とはいえ、みやびさんの飛距離であれば届かない位置にあるため、そこはひとまず安心(笑)。
ところが、不安いっぱいで放ったティーショットは見事なナイスショット!
「いやいや、素晴らしいショットでしたね! 全く問題ないですよ!」と菊池さんからも大絶賛。セカンドショットは、なんと菊池さんとほぼ同じ位置から打つことになりました(もちろん、みやびさんはレディースティーからです!)。

調子がよすぎて、アドバイスいらないかも⁉
続いてのセカンドショット。菊池さんは左の池を避けるために5UTを、みやびさんは5Wを選択します。「左に行くと木があるので右サイド狙いで」という菊池さんの教えを守り、ここは見事に左へのミスを回避しました。
そして、絶対に乗せたいサードショットは4UTをチョイス。ここからの狙いも引き続き「左よりは右」です。みやびさんの打球傾向的に右へ飛ぶことが多いため、安心して振り抜いたはずが……なんとボールは左へ!
「こういう時に限って行っちゃダメなほうに飛んじゃうのはなんで!? アイアンと迷ったけれど、もしかしてそっちが正解だった!?」と動揺を隠せないみやびさん。しかし、ここで菊池さんから穏やかなアドバイスが入ります。
「まあでも、これは十分許容範囲内ですよ。しっかりフェアウェイに残っていますし、OKです。アイアンと迷われたとのことですが、ラフからは抵抗が大きくなりますし、アイアンではグリーンに届く距離ではありませんでした。それなら『ゴロでもいいから前へ』という気持ちで、UTを選択して正解だったと思いますよ」(菊池さん)
ボールはただの通過点!「当てにいく」スウィングからの卒業

菊池さんからの最初のアドバイスは「アプローチ」について
【左】インパクトで体が止まってしまっている。「当てに行くとミスにつながります」
【右】フィニッシュを決めてそこまで振り切る。「ボールはあくまで通過点と考えるのがいいです」とのこと
ドライバーの不安を余所に、素晴らしいショットの連続でアプローチの場面へとやってきたみやびさん。ここで菊池さんから待望のアプローチレッスンが始まります。
「このグリーンもそうですが、受けている傾斜の場合は必ず手前から攻めること。ピンよりも手前に乗せるのが理想です。あとは、残り距離に応じてクラブ選択をきっちり行うこと。アプローチで使うウェッジはフルショットするためのクラブではないので、距離がギリギリの時は迷わず大きめの番手を選んでコントロールします」と菊池さん。
みやびさんの4打目は残り70ヤード。56度を選択しましたが、残念ながら球が上がりきらずショートしてしまいました。
菊池さんによれば、女性にとって56度での70ヤードは目一杯の距離。フルショットを強要されるため、AW(UW)でゆったりコントロールして打つほうが再現性が高くなるとのこと。
「アプローチの距離感は『振り幅』を基準にします。インパクトで作ろうとすると、緩んだり強く入ったりしてミスになりやすい。ですから、最初にフィニッシュの位置を決めたら、あとはその振り幅で振り切ることだけを意識します。そうすればインパクトが単なる通過点になり、当てに行く悪癖を防げるんです。『スウィングしたら、たまたまそこにボールがあった』くらいの感覚が理想ですね!」(菊池さん)

「フィニッシュまで振り切る」だけで、アプローチの感覚がよくなったみやびさん
アプローチに対して「良い日もあれば悪い日も同じくらいある」と感じていたみやびさん。その原因が「インパクトで当てに行っていたから」だと判明し、深く納得した様子。「一度ミスすると『飛びすぎちゃうんじゃないか』って怖くなって、体が止まっちゃうんです。これ、ゴルフあるあるですよね」と吐露するみやびさんに、菊池さんは温かく応えます。
「怖がる必要はありませんよ。しっかり弾道をイメージして『この強さで振る』と決めて素振りをしたなら、本番でもその通りにしっかり振るのがベスト。『飛んでいってしまう』と恐怖を感じるのは、打ち出しのイメージがまだ不鮮明な証拠です!」
良いイメージを胸に放った5打目のアプローチは、見事なナイスショット! 「この感覚、絶対に忘れたくないです」と目を輝かせるみやびさんでした。
次回は、菊池さんが最も得意とするパッティングについてアドバイスをいただきます。前回ゲストの辻垣内さんからは「手元の力感」を教えてもらいましたが、菊池さんのスゴ技の秘密は「足の裏の感覚」にあるのだとか。アドレスや打ち方だけでなく、グリーンの読み方についても深掘りしていきます!
撮影/大澤進二
前回のお話はこちら
【取手桜が丘GC編】近藤みやびのYouTubeチャンネルではラウンドの様子を公開中
【みやびゴルフ⛳️ 全国のクラチャンに教わります!】つっちーさん編第4弾!!
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