
(左)Kouki-Kurokawa 2000年生まれ。香川県出身の26歳。東北福祉大学卒業。写真右の黒川逸輝は双子の兄
GD お兄さんからも伺いましたが、ゴルフを始めたのは何歳頃ですか?
黒川 小学校5年生のときで、兄の逸輝と同じタイミングで始めました。
GD 元々は何か習い事を探している中で、ゴルフが選択肢にあったと聞きました。
黒川 そうです。本当にスポーツだけじゃなく習字などの習い事を全くやっていなくて、それで何か夢中になれるものをというか、習い事を探してみたらと親とも話をした中で、近くの練習場のスクールに通うようになりました。
GD ゴルフにしようと決める際、お兄さんと意見が分かれることはなかったのですか?
黒川 そうですね。野球やサッカーなんかも見に行ったんですけど、やってみたい気持ちはありましたが、「しんどそうだよね」って逸輝とも話していたのを覚えています。ちょうどその頃にテレビでタイガー・ウッズを見て、「こんな涼しい顔して、こんな稼いでるの!」って衝撃を受けて。今はもう言えないですけど、見た感じ簡単そうじゃないですか。それで「ゴルフならいけるんじゃないか」って逸輝とも話をして。それで「やるんだったら一生懸命やれ」って言われて始めることになりました。そこからはボールに当たるようになったり、飛ぶようになったりと上手くなっていくので、面白くてしょうがなかったですね。どんどん夢中になっていきました。
GD ご両親もゴルフをされていたのですか?
黒川 父親は昔に少しやっていたみたいですけど、本当にその程度でやっているうちに入らない感じだったんだと思います。
GD お兄さんからも聞きましたが、ご両親からは「やるならとことんやりなさい」と言われていたそうですね。やはり厳しかったのでしょうか?
黒川 いえ。そんなスパルタっていうわけではないんですが、中途半端なことはやるなと言われました。でも本当に自分たちがやりたいことをやらせてもらったことに感謝しています。
GD 中学、高校、大学とずっとお兄さんと一緒ですよね。
黒川 はい。大学は東北福祉に行きたくて、それで高校で成績出すことを目標にやっていました。結果、最後の年に全国の団体戦で勝つことができて推薦をもらえたんですが、後から聞いた話だと、自分たちを獲ることは決めてくれていたみたいで、監督も含めて先にそれを聞いたら油断すると思ってずっと話さなかったみたいです。実際、東北福祉は本当にゴルフをする環境に恵まれていて、楽しかったです。
GD 早くからプロを目指していたとのことですが、レベルの高い環境で4年間過ごす中で、気持ちがブレることはなかったですか?
黒川 それはなかったですね。双子でゴルフをやらせてもらうって本当にお金がかかることだと思っていましたし、聞かなくてもわかるくらいかかっていたので、それに対して返したいという気持ちがありました。幸い、僕らは勉学がさっぱりだったので(笑)。「ゴルフ一本で!」と決めましたね。
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これまでの最高順位は14位。まだまだプロとしての手応えや実績を残せてはいないがやるべきこと、足らないことは明確に分かり始めているとのこと。プロの中では小柄な方になるが、爆発力はある。兄弟揃っての優勝争いという夢に向けて、今シーズンの残り試合も全力で目の前の1球に挑む。
文/出島正登


