
「九州ふっこう応援割」が10月1日スタート
国土交通省観光庁は、7月28日に発生した熊本地震の影響で、熊本県を中心に九州全体7県で宿泊予約のキャンセルが多発したため、九州の観光事業を回復する必要があると、同応援割を実施すると発表した。
本事業は、総事業費151億2598万円で、これは2024年に実施された北陸応援割の約1.6倍に及ぶ。特に被害の大きかった熊本県に68億6553万円、鹿児島県に31億9612万円の事業費が配分される。観光需要の回復や地域経済の支援、復興の後押しがもくろまれている。
1泊以上の旅行や宿泊を割引して九州へ来てもらうという趣向。宿泊対象期間は各自治体で決める。熊本県は10月1日から開始。割引期限は近く発表。
支援スキームは被害が甚大だった熊本県および鹿児島県は旅行代金の最大60%を補助し、福岡県、長崎県、佐賀県、宮崎県、大分県の5県は最大50%を補助する。補助上限額は、1人1旅行の宿泊および1泊の交通付き旅行商品で2万円、2泊以上の交通付き宿泊旅行商品は3万円、九州の2県以上に宿泊する周遊型の旅行商品は3万5000円となっている。周遊商品に行程として熊本県または鹿児島県での宿泊が1泊でも含まれる場合は、全体に60%の割引率が適用される。地域クーポンは発行せず、代金からの直接値引きに一本化して旅行者の利便性と事業者の事務負担軽減を図るとしている。
旅行者は旅行会社や宿泊事業者などから宿泊や旅行商品を購入できる。
同応援割のなかでゴルフはどう適用されるのか? 調べると――。まずゴルフ場でのプレーのみは対象外となる。あくまで宿泊に適用されるのだから、ゴルフ場に併設した宿泊施設、またはゴルフ場と提携したホテルや旅館などに宿泊する場合が対象となる。
秋のハイシーズンを迎えるゴルフリゾートにとっては、震災以降の稼働率回復のための起爆剤になることを願っているという。
そんな折、ここに来て台風25号による千葉県ゴルフ場の水害被害のニュースが入ってきた。千葉国際CCは土砂崩れ、千葉市民Gは停電と冠水、平川CCはコース内、カート道路の冠水などで一時クローズしたという。これらのゴルフ場への支援は、ゴルファーがプレーしに行ってあげることだ。
九州へ、千葉へ、ゴルファーの支援も必要だ。
※週刊ゴルフダイジェスト2026年10月13日号「バック9」より
