米女子ツアー「ロッテ選手権」3日目は山下美夢有、畑岡奈紗の日本人ペアリングが実現しました。ともに通算9アンダー7位タイからのスタートで、山下選手は3つ、畑岡選手は2つスコアを伸ばし、それぞれ首位と5打差の6位タイ、6打差の9位タイにつけています。
画像: 6バーディ1ボギー1ダブルボギーとし、通算12アンダーの6位タイでフィニッシュした山下美夢有(撮影/姉﨑正)

6バーディ1ボギー1ダブルボギーとし、通算12アンダーの6位タイでフィニッシュした山下美夢有(撮影/姉﨑正)

1番ホール、ともに“おはようバーディ”でスタートした両選手。序盤はスコアをどこまで伸ばすのかという期待溢れるプレーでした。とくに山下選手は2番、4番、5番と立て続けにバーディを奪い、スタートから5ホールで4つ伸ばすこれ以上ない展開でした。

ただ、ホールアウト後に中継したU-NEXTのインタビューに語っていたように、「伸ばせていてもストップがかかったりする感じ」だったというのが今日のプレー。7番で「ドローボールが(強く)かかってしまって」(山下選手)ティーショットを左の池に入れてしまい、ダブルボギー。

9番でバーディを奪うものの、後半はなかなか伸ばせず、14番で8メートルを沈めてバーディを奪ったかと思えば15番で1メートルを外して3パットのボギーと、なかなか噛み合いません。

ホールアウト後のインタビューで山下選手が繰り返したのが「ノーボギー」という言葉でした。

「もう少し伸ばしたかったという気持ちもあるんですけど、明日はしっかりノーボギーで回りたいと思います」

「本当にこのコースは風が吹くと難しいですし、しっかり攻略して、明日も伸ばせるように、ノーボギーでまずは回れるように頑張りたいです」

こう言葉を重ねた山下選手、「ボギーフリーラウンド数」は現在9つで、実は米女子ツアーNO.1。ボギーを打たないというのは山下選手の強さの源泉とも言えます。いかにボギーを叩かないか。本人が強調したこのポイントが、5打差を追いかける明日の優勝争いの鍵を握りそうです。

ちなみに山下選手はこの日のダブルボギーが実に20試合目にして8つめのダボ。メジャーを含めた米女子ツアーの難しいセッティングで何十ラウンドも重ねるなかで、ダボがたったの8つということからも、山下選手の強さがうかがえます。ダボを打たない、ボギーを叩かない。アマチュアのゴルフにも(レベルは違えど)参考になりそうです。

さて一方の畑岡奈紗選手も、今日は“たった1打”のミスに泣かされました。フェアウェイキープ率は実に92.8%。14ホール中13ホールでフェアウェイをキープしました。唯一の例外が17番ホールで、このホールのティーショットで畑岡選手は右の池に入れてしまいます。ドロップしたボールがラフに埋まってレイアップを余儀なくされたこともあってダブルボギーを喫します。

ともあれ畑岡選手もショットは好調。「明日は前半からしっかり伸ばして、少しでも早いうちに首位に追いついて自分らしいプレーができればいいと思います」と語っていた通り、風の読みとショットの調子がマッチすれば、一気にリーダーボードの最上段にたどり着けそうな気配があります。6打差はまだまだ諦める差ではありません。

現在首位に立っているのは世界ランク2位のジーノ・ティティクル。山下、畑岡両選手は逆転なるでしょうか?


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