子どもたちがいつでもプレーできる場所を、という思いを形にするジュニア専用のゴルフ場がアメリカのサウスカロライナ州チャールストンに建設される。
画像: 「ファーストティー・グレーターチャールストン」という団体が主導するプロジェクト(https://firstteegreatercharleston.org/より)

「ファーストティー・グレーターチャールストン」という団体が主導するプロジェクト(https://firstteegreatercharleston.org/より)

会員資格は5歳から18歳までの少年少女。大人がプレーする場合はこのコースのジュニア会員の同伴でなければならない。富裕層を対象としたプライベートコースの新設が相次ぐアメリカで、ジュニアゴルファーのためのプロジェクトは珍しいと『米ゴルフダイジェスト』誌は報じている。

「ファーストティー・グレーターチャールストン」という団体が主導するこのプロジェクトは、13.8エーカーの敷地に9ホールのコースを建設。28年1月のオープンを目指している。

この団体はゴルフを通した青少年育成プログラムを行う非営利団体。08年にグレーターチャールストンが創設されたときは8人だった参加者が、今では年2万5000人以上に。コース関連施設の建設費として1400万ドルを調達する「フォア・ザ・キッズ」キャンペーンを立ち上げて寄付金を募り、すでに目標額の7割が集まっているという。

コロナ禍のころ、ジュニア向けの練習施設やスペースが不足し練習場から締め出された子どもが大勢いた傍らで参加希望者は増加。施設不足に直面した経験からどんな状況でも困らない独自のコース建設を行うことになった。これに賛同したのがコース設計家のブライアン・シュナイダー氏。スコットランドのノースバーウィックを訪れたときに、大人であってもジュニア会員の同伴がなければプレーできないキッズコースを目の当たりにして興味を持ち、地元チャールストンで同様のコースを造りたいという団体の意向に賛同したのだ。「エキサイティングで成熟した雰囲気を醸し出したい」と意気込みを語っている。

屋内のピッチング&パッティングエリア、シミュレータールームなどの学習エリアも併設される。子どもたちにとっては夢の遊び場、いや学びの場になるに違いない。

※週刊ゴルフダイジェスト2026年10月20日号「バック9」より


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