今回ピックアップするのは山下勝将選手です。近畿大学を経て2024年にツアープレーヤー転向。1歳上の姉が山下美夢有選手であることは有名ですが、常に刺激をもらう存在とのこと。偉大な姉の背中を追いかけて日々成長を続けている山下選手を深掘りします。
画像: Masayuki-Ymashita 大阪府出身の2002年生まれ。大阪桐蔭高校から近畿大学に進学。姉は山下美夢有。

Masayuki-Ymashita 大阪府出身の2002年生まれ。大阪桐蔭高校から近畿大学に進学。姉は山下美夢有。

GD ゴルフを始めたのは何歳頃ですか?

山下 10歳の頃だったと思います。

GD きっかけは?

山下 姉がゴルフをやっていたので、それで練習についていってという感じでした。それで実際にやってみたら楽しかったと記憶しています。

GD お姉さんがやっていたのは大きなきっかけになったことは間違いないですが、そこからどんどんゴルフにのめり込んでいったんですね。

山下 そうですね。

GD プロを目指そうと思ったタイミングは?

山下 大学の2年の頃でした。

GD 意外と遅めなんですね。

山下 はい。全くプロを目指していなかったので。

GD でも高校は大阪桐蔭で、大学が近大ですから当然ゴルフに専念するための選択ですよね?

山下 そうですね。大学に行くときも入るからには頑張ってみようと思ってて。実際、大学1年の時は成績が出なかったんですけど、2年になって成績が出始めて。練習したらちょっとずつ成長するんやなぁと思って。その年が当時のABEMAツアーのダンロップフェニックストーナメントチャレンジで優勝することができて、アマチュアの試合も関西もほぼ全部勝って、順調な感じやったので、それで目指そうと思いました。

画像: 2026LANDIC CHALLENGEの山下

2026LANDIC CHALLENGEの山下

GD 近大に進学した理由は?

山下 近大は近かったから(笑)。まあ、それも本当に理由の一つなんですけど、ずっと父親にゴルフを見てもらっていたので、見てもらいやすい環境が良かったのと、近大の練習環境も良かったというのがあります。あと、ずっとダンロップでお世話になっていたので、監督が井関さんだったというのもあります。

GD プロになってみての課題はどう感じていますか?

山下 そうですね。アマチュアとプロでは本当に全く違うと感じていて、別の世界だと感じました。最初のQTもダメで、徐々にレベルアップはしているとは思いますけど、アマチュアの時はいきなり優勝したり、スコアが出たりっていうのがあったんですけど、プロの試合ではそういうのはないので、やっぱり地道に一つずつレベルアップしていかないと上位にはいけないなと感じています。もちろんセッティングも難しいので、4日間いいスコアで回ろうと思うとマネージメントも大事になってくるので。

GD なるほど。ダンロップフェニックスチャレンジで勝った時っていうのはプロの中で戦ったわけですが、その時はどういう心理状態だったんですか?

山下 あの時は、いい意味で怖いものがなかったので、失うものもないので。パターがめっちゃ良かったというのはあるんですけど、プロになってからはやっぱりパットが慎重になりますし、これ外したらって思ったりもしてしまうんですよね。いろんな邪念は入るなと感じていますが、あの当時はそんなことは一切考えていなかったので、アマチュアというか学生の強みはあったなと思います。

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山下美夢有選手の弟という肩書きは、それだけで注目度は高くなるし、周囲からの期待も高くなる。ただ、山下選手はプロデビューしてからしっかり地に足をつけて、少しずつでもレベルアップしようと努力し続けてきた。それが今シーズンになって徐々に成果が出始めている。山下選手が話すようにプロとしてきちんと戦うためには4日間を戦い切る技術や体力、知力が必要になる。それを今は自分ができる範囲で着実に身につけていっているのは確かだ。「山下美夢有の弟」と呼ばれること、比べられることは気にしていないと言えば嘘になると山下選手は言う。ただ、それを乗り越えるには結果を見せるしかないということも自分で理解している。焦らず、着実に優勝に近づいている山下選手の活躍に期待したい。

文/出島正登
写真/有原裕晶

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