セルヒオ・ガルシアがLIVゴルフとの契約を正式に解除することを求める文書を裁判所に提出した。
画像: LIVゴルフとの契約解除を求めたセルヒオ・ガルシア

LIVゴルフとの契約解除を求めたセルヒオ・ガルシア

最初に『フィナンシャル・タイムズ』紙が報じたところによると、彼の弁護団は裁判所に新たな文書を提出。LIVゴルフとの現在の契約状況が不明確であることを指摘し、彼の立場がフリーエージェントなのかどうか第三者にとって不透明なままだと別のツアーへの参加や新たなビジネスパートナーの獲得に支障を来す恐れがあると主張した。

LIVゴルフは連邦破産法第11条(チャプター11)の適用を申請しており「LIVゴルフ2.0」に向けた再編の一環として選手との契約は事実上無効になり、選手は自らの進路を自由に選択できることになったといえるだろう。

ガルシア側もその点を理解し、現在の契約がいずれ破棄されることに異論はないとしているが現行の契約内容が不明瞭であると主張。弁護団は「契約が有効なままだとトーナメント主催者やスポンサー、その他の関係者が彼との取引をためらう可能性がある。それは彼が契約上の義務から解放されていると明言できない恐れがあるからだ」と述べ、自らの契約を明確に終了させるため裁判所の許可を求めている。

LIVゴルフが破産を申告して以来、所属選手たちは自身の将来を見据えDPワールドツアーやQスクール、アジアンツアーといった選択肢を検討する動きが見られる。ガルシアもDPワールドツアーの出場を示唆しているが、22年の「ウェルズ・ファーゴ選手権」でルールをめぐるトラブルの際「このツアーを離れるのが待ち切れない」と捨てぜりふを吐いたことなどもありPGAツアー復帰はハードルが高いかもしれない。

ジョン・ラームやブライソン・デシャンボーは離脱の可能性が高いといえるが「LIVゴルフ2.0」が実現すれば参加するという選手も少なくない。ガルシアも「2.0」に参加する可能性はある。しかし彼は再建計画が正式に決定し履行されるまでの間、明確にフリーエージェントの立場を確保しほかの選択肢を広げたいと考えているようだ。

※週刊ゴルフダイジェスト2026年10月27日号「バック9」より


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