
68をマークした吉澤柚月(撮影/有原裕晶)
復調の理由は、左を向いていた「アライメント(構えの向き)」の修正だ。34位の「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」では「自分の思っているところに向けていなくて気持ち悪かった」と狙いより左を向く違和感があり、スライスに悩んでいた。山下美夢有とのプレーオフに敗れ2位だった「日本女子プロ選手権」でさえも少し違和感を抱えていたが、帯同する父の指摘を受け、根気強く修正。今週ついにその違和感が抜け、ショットが復調したという。

スライスがなくなり、ドライバーのつかまりがよくなった吉澤(撮影/有原裕晶)
8月の「北海道meijiカップ」でツアー初優勝を飾り、メルセデス・ランキング7位につける吉澤は、日米共催「TOTOジャパンクラシック」初出場を決めた。「米ツアー選手がどういう動きをしているのか見たい」と胸を躍らせ、その前週にはホステス大会の「樋口久子 三菱電機レディス」という大一番での優勝を誓う。世界のゴルフを見るのが好きで、今週横浜で開催中のPGAツアー「ベイカレントクラシック」も「めちゃくちゃ見に行きたかった! インスタの動画を毎回チェックしています」と、ホールアウト後の楽しみにしている。
さらに熱中しているのがTBS系日曜劇場『VIVANT』。毎週リアルタイムでの視聴や考察ショート動画、TVer企画「悪役会議室」をチェックするほどの大ファンだが、阿部寛演じる「野崎さん」が操られる過激なシーンを見るのがつらく、前週分はまだ見られていないという。
11アンダーで首位の岩井明愛とはホールアウト直後で4打差(最終的に5打差)。ドラマの見どころになぞらえた「奇跡の優勝カップ奪還作戦」を振られると、「上が伸ばすから『7(アンダー)?』を出さないと。明日はもうすべてピンに行って、バーディを取るしかないですね」と半分冗談に笑い飛ばしながら元気いっぱいに宣言。VIVANTばりの「奪還劇」を見せられるか、最終日の攻めのプレーに期待がかかる。
