来年の海外メジャーを目指して賞金ランキング2位以内を狙う

化膿性椎間板炎を発症していた片山
14日の練習日は小雨が降り続き、時折雨足が強くなる状況で、ランキング上位の選手はほぼコースに姿を見せなかった。そんな中で入念な練習と9ホールのラウンドを行った片山。この試合で勝ちたい思いの強さが表れているが、その背景には昨年の長期戦線離脱がある。化膿性椎間板炎により6月以降はシーズンをほぼ棒に振った形となったからだ。
「まずはまともにゴルフができていることが幸せだし、コマツオープンで優勝できてさらに意欲が高まっています」と語る片山には、勝ちたい理由がほかにもある。賞金ランキング2位までに与えられる来年の「全米プロシニア」、「全米シニアオープン」、「全英シニアオープン」という3つのメジャー出場権のためだ。
24年に賞金ランキング2位で25年のその資格を得ていた片山は、「50歳を過ぎてまた海外のメジャーに出場できることがうれしい」と意気込んでいたが、結局初戦の「全米プロシニア」しか参戦できずに終わってしまった(日本人出場選手で唯一予選突破し47位で終了)。

コース到着後まずはドライビングレンジで練習、それから内田勝也、谷昭範と9ホールをラウンドし、またレンジで打ち込み、さらにパッティング練習という入念な調整を行った
プレーしているはずだった「全米シニアオープン」、「全英シニアオープン」の期間を病院のベッドの上で過ごしていた悔しさは、今でも鮮明に残っている。
「来年またメジャーに行くために、この試合で勝って2位以内に入りたい(現在の賞金ランキング4位)」と熱い思いを抱えて練習に励むが、2週前からの好調は維持しているようだ。
「ショットの調子はいいし、課題のパッティングも今日ひらめきがあってすごく感触がいい」と、期待できるコメントを残している。片山の初日は谷口徹、藤田寛之という豪華な顔ぶれの組み合わせで9時40分アウトスタートだ。
ファンケルクラシックには女子プロの名選手たちも登場!

「女子エキシビションマッチ」が17日(土)、18日(日)に行われる
賞金ランキングレースとは別の今大会の見どころは、17、18日の2日間で行われる「女子エキシビションマッチ」だ。30歳以上45歳未満の女子プロゴルファーが出場するミドルトーナメント「LADY GO CUP」を応援する趣旨で、5人の選手を招待している。
昨年までは女子ゴルファーだけの組み合わせだったが、今年は本戦の枠に組み込まれ男女混合のペアリングとなる予定(7時50分スタート)。男子シニア選手と女子選手が同時に見られるめったにない機会となっている。
撮影/岡沢裕行
