2年連続ドラコン女王! 現役女子高生アマ・後藤あいの驚異の飛距離

「昔からずっと軽くて軟らかいシャフトを使っています」(後藤あい選手)
国内女子ツアー「住友生命Vitalityレディス 東海クラシック」の2日目のプレー終了後には、毎年恒例のドラコン大会が開催されるが、穴井詩などの飛ばし屋プロたちを抑えて2年連続で女王に輝いたのが、女子高生でアマチュアの後藤あい選手だ。昨年はステップ・アップ・ツアーでも優勝を飾り、飛距離だけでなくプレーの実力も折り紙付き。そんな彼女だが、意外にも使用するドライバーのシャフトは「アッタススピード」という30g台のモデルというから驚きだ。
これが後藤あい選手が使用する超軽量シャフト「アッタススピード」

フレックス表記は「Feather(羽)」の「F」
●重量/36g
●トルク/7.9度
●キックポイント/ミッド
「昔からずっと軽くて軟らかいシャフトを使っています」と後藤選手は言うが、“飛ばし屋=ハードスペック”という世の常識には当てはまらない選択だ。その理由を、彼女が小学3年生の頃から指導している石井雄二コーチに聞いてみた。
「それは彼女が小さい頃から意図的に“アンダースペック”のクラブしか使わせなかったからです。彼女は体が細くて小さかったのですが、キレのある動きはできていました。そのよさを失わないために必要だったのが、絶対にオーバースペックのクラブを使わせないことでした。アンダースペックのほうが道具に仕事をさせる打ち方を覚えられるんです。要するにシャフトをしならせて飛ばせる。究極にしなって末端が走るものといえばムチ。そのムチをコントロールするのは筋力ではなく技術。その技術を覚えるには仕事量の多いシャフトがベストなんです。アンダースペックであれば体への負担も軽く、けがもしにくいです」
これが今やツアーナンバー1の飛ばし屋、後藤あい選手が30g台のシャフトを使用する理由だ。
憧れの飛ばし屋プロのシャフトを我々が使用するのはハードすぎて難しいことが多いが、30g台の超軽量シャフトであれば、試さない理由はないだろう。
皆吉愛寿香もこのシャフトにしたら飛距離が7ヤード伸びた!

皆吉愛寿香
2025年▶226.0Y/2026年▶233.94Y
昨年、ある試合で後藤あい選手と同じ組になり、彼女の飛距離を目の当たりにした皆吉は、その使用シャフトにも注目して今年から自分も取り入れた。すると平均飛距離が7ヤード伸び、ツアーで自身最高の2位という成績もゲット。
※週刊ゴルフダイジェスト11月3日号「30g台の超軽量シャフトはアマチュアにもいいのか?」より
PHOTO/Yasuo Masuda、Shinji Osawa
THANKS/クレアゴルフフィールド
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前編では、2年連続ドラコン女王の後藤あいが「30g台の超軽量シャフト」を使用し、筋力ではなく技術でムチのようにしならせて270ヤード超の飛距離を生み出している事実を紹介した。しかし、「いくら女子高生が飛ばしているからといって、体力やスウィングの違う一般アマチュアやシニア世代が打ったら、シャフトが暴れてミートできないのでは?」と疑うゴルファーは少なくないだろう。
では、この30g台の超軽量シャフトを我々アマチュアが手にしたとき、実際の飛距離や弾道にはどのような化学反応が起きるのか? そして、暴れさせずに芯でとらえるための決定的なスウィングのポイントとは一体どういうものなのか?
後編では、ヘッドスピード34m/sのアマチュアが実際に試打して「14ヤードの飛距離アップ」を記録した驚愕のデータと、超軽量シャフトを完璧に打ちこなすためのスウィングのコツを公開!
